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第3話『この出会いは伏線』
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鎧武は五感に優れた強化形態、ジンバーピーチアームズに変身する。そして、
ガサッ
森が揺れる音を聞き取り、
「そこ!」
エナジーロックシードの武器、ソニックアローでベルデを射抜き、クリアーベントを解除する。さらに、カッティングブレードで二回切り、
〈ソイヤッ!オレンジオーレ!  ジンバーピーチオーレ!〉
「エイッ!」
必殺技、無頼キックが放たれ、ユキは変身解除される。
「るう、初めてにしては筋がいいわ。後は頑張りなさい。」
鎧武、ウィザード、インペラーが睨み合っていると、
ガリガリ!
ブラックホールのようなものが現れ、七枚の紫のメダルが飛んで来る。
「気を着けて!誰かがオーズの力を使っているわ。」
ユキが言うように、異空間の裂け目から仮面ライダーオーズタジャドルコンボが現れる。
「あれ?お久しぶり、みんな。ルリグ、ううん。ユキもお久しぶりね。」
オーズは変身解除する。
「久し振りね、伊緒奈。」
そこに居たのは、かつてユキのセレクターであった浦添伊緒奈であった。
「伊緒奈さん!どうして伊緒奈さんがライダーバトルに?」
そう、財閥令嬢である伊緒奈は、WIXOSSの10カートン位自腹で買うことが出来る。参加する理由は見当たらない。
「もしかして、みんなでチームを組んで、練習中だったの?」
「はい。」
「だとしたら、ごめんなさい。でも、それならみんなに、大切な話があるの。例のビル、完成したの。一カ所、私の部屋があるから、そこで話しましょう。彼女達も。」
異空間は壊れ、るう子達の前に黒服が現れ、
「どうぞ、こちらへ。」
るう子達を浦添家の自家用車に乗せ、るう子が何度も戦ったビルに向かう。
浦添財閥が抱えるビル内部の伊緒奈の部屋に椅子が用意されており、るう子達はその椅子に座る。
「繭がみなさんにベルトを配ったのは周知の事実よね。」
伊緒奈の質問に全員頷く。
「それで、問題はここからなんだけど、私も浦添財閥の捜査能力を利用して、幾つか解ったことがあるの。まず一つ目、変身アイテムを破壊されたセレクターは脱落して、参加資格を失うみたい。次に二つ目、変身アイテムを幾つか渡されるセレクターもいて、その場合はそれらを破壊されない限り参加資格が残るみたい。そして三つ、これが一番重要なことなんだけど、繭の本当の狙いは、セレクターバトルを復活させること。」
最後の言葉にみんなが驚く。
「でもどうやって!?」
るう子の言葉に伊緒奈が追加で説明する。
「調べて解ったことだけど、ウリスって子に渡された変身アイテムは、仮面ライダーソーサラーのセットみたいなの。」
その説明を聞いてユキは納得する。
「なるほど、そういうことね。」
「ユキ、どうしたの?」
「ウリスに渡された、仮面ライダーソーサラーには、世界を作り替
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