暁 〜小説投稿サイト〜
ランス 〜another story〜
第3章 リーザス陥落
第60話 森に住む少女
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せ、ランスの事だから。

「中○しをしなければ、オールオーケーだろう! がはは! オレ様はいつも中○しなのだが、殺すのは可哀相だからな! 顔○で我慢してやろう、がははは!!」
「……火爆破」

どごぉぉんっ!
 無表情な志津香の会心の魔法,無慈悲な魔法がランスを直撃! まるで、敵かモンスター相手に攻撃するかの様な感じ。本来なら、幾らランスとは言え、魔抵力が低ければひとたまりもない……気もするが、ギャグっぽい攻撃だった為大丈夫だろう。多分。

「あんぎゃあああっ!!」
「さいてー……」

 無言の志津香の炎後、かなみの心底侮蔑する視線もランスに直撃していた。ランスは焦げてしまっていたが、デフォルメっぽいので大丈夫だった。

「やれやれ。困ったもんだ」
「ミリが言うとかなり違和感を覚えるがな。兎も角先に行くぞ先に。ランスなら、まぁ大丈夫だろ、あの程度。……それに、殺しても死なん」

 火傷を負ったランスを置いて、先へ。ほっといても、シィルがランスを治すから大丈夫なのである。

「こらぁァ! 誰が大丈夫だ! 誰が! 志津香め、後であへあへにしてくれる!」
「うっさい! 治ったならさっさと行くわよ!」
「そうよ! レイラさんが大変なのに、馬鹿な事をしてるランスが悪い! レイラさんが死んでしまったら、どうするのよっ!」
「うぐ……、あの美人なレイラさんとはオレ様はヤらねばならないからな。むぅ、しょうがない! おい、シィル! ヒーリングだ。志津香のもそうだが、他にもちょっと怪我をした」
「は、はい。ランス様っ。いたいのいたいのとんでけー!!」

 シィルは、ランスにしっかりとヒーリングをする。
 優秀な神魔法の使い手がいるのは本当に好ましい。……ランス、本当に大事にしろよ、と誰もが思ってしまうのは無理ないだろう。

 一行は、暫く進んでいった後。

「むぅ、段々鬱陶しくなってきたな。女の子モンスターだけなら、何ともないが、あのゴリラだけは頂けん。むっさいし、暑苦しい」
「それ、ランスが言う?」

 ランスの苦言を志津香がため息を吐きながらそう言っていた。モンスターは何も女の子モンスターだけじゃない。エレファント、ゲーリング等の魔法を使うタイプのモンスターやランスの言うゴリラ、パワーゴリラZも出てくる。

 女の子モンスターが一切でなくて、そんなのばっかりとなったら、更にランスは不機嫌に。

「がはは! こーんな時の為にあいつがいたのを忘れていたぞ?」

 不機嫌になりかけてたランスだったが、突然陽気になって笑っていた。シィルは首をかしげる。

「ランス様、あいつとは何方の事でしょうか?」
「ぐふふ、オレ様は最強だからな! そんなオレ様にどうしても仕えたい、と涙ながらにお願いをしていたか
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