体育館裏のホーリー
脱衣所とリビングでの会話風景×対旧魔王派との前菜
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「ふう・・・・やはり風呂後のコーヒー牛乳は美味い」
「俺もだが、今までに無い新鮮度を感じるぞ。だが俺は普通の牛乳を飲むが、人それぞれと言う事だな」
「私は寧ろコーヒー牛乳ですが、ルフェイはフルーツ牛乳が好きだと言ってました。それにドライグとアルビオンは、宿主に似ているようですがね」
「俺っちは牛乳派だが、確かにそれに関しては人それぞれの好みが違うと言う事だぜ。今は一誠とヴァーリチームの男だけだからか、大浴場の脱衣場が広過ぎねえか?と思ってしまう程だ。だが男より女の方が多いから、しょうがないと言っとくぜ」
俺、ヴァーリ、アーサー、美猴の俺達は湯上りのそれぞれの好みである牛乳を飲む習慣に板がついたヴァーリチーム。次元の狭間本家もそうだが人間界本家の大浴場は、地下一階となっている。いくら大豪邸であっても、大浴場と脱衣場は凄く広いが主とヴァーリチーム以外女性ばかりなので男共の時間帯は全ての女性が入り終えてからとなっている。
「大豪邸の割にはここだけは庶民と同じ銭湯スタイルだからな、ここに住んでいる者らは入浴後の飲料として各種牛乳が冷蔵ケースに入って完備している。ここを管理している者らなので、もし無くなる頃になると大量発注するようにしている」
「俺っちとヴァーリが一緒に日本に来た時は、銭湯に行っていたが日本のこだわりが納得できる程だぜ」
「私はここに来てからですが、これに関しては納得しますね」
「俺も最初は日本の銭湯や温泉が気に入っていたが、それが今でも実現しているとはな」
俺達は夕食後に各自のトレーニングをするようになっていたが、その汗を流すには丁度良いぐらいだ。鍛錬場も近接格闘から遠距離攻撃での狙撃室があるし、最近の俺らは学校での宿題を終わらせてから風呂に入る事が多くなった。
これに関してはしょうがないし、俺とヴァーリは学生生活を味わっているからな。次のゲームも心配だが学業も専念しないといけないのでね、脱衣所から1階にあるリビングに行くと丁度イリナ達がいたので俺はソファに座った。
「一誠君、ゼノヴィアだけどやっぱり予想通りだったよ」
「やはりか。ゼノヴィアがいるマンションは、共同スペースがあってそこで鍛錬をしても良い事にしたら早速やっていた様子だな。監視カメラでの記録では、毎日だそうだな」
「一誠様が最近何か調べ物をしていると思えば、対ディオドラ戦によるグレモリー眷属の観察ですか」
「アイツは俺達とのゲーム後、練習量を上げていたからな。日中オーバーワーク寸前まで、打ち込んでいたからな。同じマンションに住んでいる祐斗からだと、何かに取り憑かれたかのような感じで手合せ中も気迫に気圧されている部分があると報告があったからな」
「一誠は木場さんも監視者?『単純に俺の弟子でもあるからだ
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