体育館裏のホーリー
脱衣所とリビングでの会話風景×対旧魔王派との前菜
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』なるほど、何かあれば師範に従うと言う事ですか」
「もしシトリー眷属対グレモリー眷属のゲームだと反転を使いますが、それを使う前にやられてしまいましたからね。記録映像にはデュランダルをゼノヴィアさん以上に使っていたのが木場さんですし、剣技だと木場さんの方が有利ですからね」
イリナ、レイヴェル、シーグヴァイラ、ソーナが言ったようにゼノヴィアは木場より弱い事で追い詰めている様子だった。まあゼノヴィアが戦った相手は鈴々であり、同じパワーを使う槍使いだが一瞬でやられてしまったからな。テクニックタイプの怖さを知ったのと、単純なパワー勝負だけでも負けていたからだ。普通に戦っても俺らが負けるという事は有り得んけど、油断大敵が敗北を生んでしまう。
「ま、今回はリアスとソーナが共闘して俺達黒神眷属と戦った訳だが倒せる方法もいくつかあった。だが一撃必殺で重力球を投げた後、紫苑らの狙撃攻撃で長期戦のはずが超短期決戦となったからな。追憶の鏡(ミラー・アリス)を持ったテクニックタイプである真羅が相手をしても、勝率はこちらの方が上なのは変わらない。あの時は剣魂の力によりブーストアップした雪蓮相手だったからな」
「今思うと恐ろしい程な相手でしたよ。雪蓮さんからのオーラがハンパなかったですし、剣魂の事を知らなかったから前回は負けてしまいました。ですが知ったとしても勝てる勝率はなかったでしょう」
「ゲームだと黒神眷属は最強最悪の敵、悪魔を一瞬で消滅してしまう聖剣エクスカリバーを持っています。例え戦術や火力があったとしても悪魔は瞬殺されてしまいます」
「私はまだ黒神眷属入りではありませんが、今はその時ではありません。黒の駒は強力な駒だと伺っておりますから、それまで慣れるまで時間がかかると聞いています」
火力+戦術の両方を持つ黒神だからなのかもしれんが、今後ゲーム時には敵となって戦いたくないだろう。いくらシトリー眷属とアガレス眷属の『王』だとしても、今は黒神眷属の『王』の婚約者である。そしてゲーム当日になるが、イリナはグレモリー眷属助っ人としてオカルト研究部の部室にいた。アーシアはシスター服でゼノヴィアとイリナは黒の戦闘服でそれ以外は駒王学園の制服だ。
一方俺とティアとヴァーリチームはVIPルームにいた。グレモリー眷属対アスタロト眷属のゲームを見に来ていたからだ。しばらく座ってると各勢力の代表が来たので、俺は挨拶した。何でも今度のバアル戦、楽しみにしてるとか言われた。で、俺の隣にはオーディンとサーゼクス、アザゼルがいた。この前情報を渡した時、一緒にいてくれと頼まれたからな。ゲーム開始後になったら兵士が飛んできた。
「サーゼクス様、レーティングゲームを乗っ取られました。フィールドには旧悪魔派の悪魔で一杯になっております」
「やは
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