体育館裏のホーリー
ディオドラの不信感×テレビ撮影
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な、だが人間のみが纏う事が出来るし女性のみだという欠陥ぐらいだろう」
俺はルフェイに回復魔法を当てている間、番組は終始我が質問に答えたが今後の活動についてと各チームに答えて頂く質問コーナーがあった。愛紗と朱里は主に聖剣エクスカリバーでのバトルスタイル、詠美には剣魂について、千冬にはISに関してだった。眷属全員の画像データをスタジオに設置された大型スクリーンに出された時には、カッコいいや可愛いや綺麗が多かった。
観客席に座る客は既に知っているが、やはり映像と本物では違うようで本物の黒鐵改を見た悪魔達は歓喜していたな。黒神眷属だと聞かされたとしても、本物の黒鐵改を召喚して質問に答える我だったしヴァーリや詠美と千冬がインタビューを受けると黄色い歓声だった。
我に対しては老若男女問わずして『黒鐵様』だし、子供も最近発売された黒鐵改を模した人形や玩具を持っていた。最早リアスや魔王よりも人気度は高いと感じた我、収録終盤となったので観客の子供からお願いを聞いた我はすぐに承諾して願いを叶えた。
『では最後に子供達から黒鐵様にお願いがあるそうですよ?』
『我にお願いか、何かな?』
『あのね、くろがねさまの全身を見せてほしいのと。くろがねさまのかたやてのひらにのせてほしいの』
『なるほど、その願い叶えようではないか。我は創造神ではあるが、人間だろうが悪魔だろうが関係ない。子供の願いを叶えるのも、神の仕事だと思っている』
そんで黒鐵改を上半身までだったのを全身を見せた後、観客の子供達が一斉にこちらに我を囲んでいたので優しく手から肩に乗せて、掌にも乗せた映像も急遽収録してから記念撮影をしたのだった。
観客の親達は感謝で一杯だったが、記念写真は決して売買するなと言っといた。それが神との約束としてでもあるし、子供一人一人にサイン色紙を黒鐵改サイズで書いてから子供の家族宛てにと、宅配便にて後日送る事になった。
「にしてもよ一ちゃん。ファンサービスとしては、相変わらず何だな」
「アザゼル、来ていたのか。冥界中天界中の子供達には特に人気だと聞いたのでね、これくらいのサービスは朝飯前だ」
「本来であれば平伏するぐらいの威圧感を放つはずが、それを一切放っていなかったからな。今回は創造神黒鐵としてではなく、黒神眷属『王』として来た訳か」
「子供の願いを叶えるのも神の仕事だからだ、これが放送された後にはとんでもない事になるだろうな。本物の黒鐵改が目の前にいて、更に観客として来ていた子供達が直に触れて映像や写真として残った」
「俺も思うよ。一ちゃんは良い仕事をした事や願いを叶えるのもな、そういやここにフェニックス家の次男が番組持ち何だとよ。俺は帰るが一緒に帰るか?」
ルフェイからの回復魔法により、まだマシにとなっ
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