第3章 リーザス陥落
第59話 レイラを救え
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」
「なんだ。たったの2、000か。それも男ばっか」
ランスは、どーでも良いような態度をとり、鼻をほじっていた。それを聞いたシィルは。
「たったって、ランス様。2、000人って凄い数ですよ? 皆様やランス様のおかげです」
「ふん! 超英雄のオレ様が居れば当然の戦果なのだ! ……が、男と言うのがアレなのだ! オレ様に相応しくない!」
堂々とそう宣言するランス。それを見たユーリはと言うと、ため息を1つして。
「はぁ……、昨日あれだけヤっといて、まだ足りんか……。ふむ。夢○と言うのは性欲を抑えたりは出来ないみたいだな……」
と、呟いていた。それを丁度隣で聞いていたのは。
どんっ!!
思い切り、ユーリの足を踏み抜く少女、志津香である。どうやら、厄介な単語を言ったのが聞こえた様だ。
「……こんな時に何馬鹿なこと言ってんのよっ!」
「だから、なんで足を踏む。……ったく、昨日もランスに色々と掛けたんだよ。なのにアレだ。ちょっとは口が滑ったっていいだろ?」
「あ、ああ……そう言う訳だったのね」
ユーリが苦言を呈していたら、珍しく素直に志津香は直ぐに理解していた。
もう、一言、二言を言わなければこれまでだったら、早々に理解なんかしないのになぁ?と思った程だ。
これには訳があるのである。
〜レッドの町 宿屋・昨夜〜
それは、昨晩の囁かな女子会での事。パジャマ・パーティーと言っていいだろうか。
志津香・かなみ・ヒトミの3人の囁かな女子会の席で、ミリやロゼも加わって、大所帯になってしまった時の話題が志津香の制裁だった。
『ま、ユーリがMじゃないのはこの私が認めてあげるわ。アイツは、絶対にSよ! 可愛い顔して、アソコはキカンボウ! なんだからさ。う〜ん……私の見たてじゃあ……ねぇ……ま、これくらいはあるかしら?』
『い、言わなくていいですっ! そ、そんな変な考察もやめてくださいっ!!』
かなみが、慌てて止めに入った。
興味が全くない訳ではない。……ただ、無性に恥ずかしいのだ。本人がいないし、信憑性は? と言われれば、無い……様な気がするのだが、ロゼの言葉には妙な説得力がある。
『(はは、相変わらず判りやすい)』
ミリは、かなみの方を見てニヤニヤと笑っていた。
初めてカスタムに来た時、ある程度は成就させてやりたい、と思ったミリ。こんな可愛くされたら、自分もヤりたい?と思ってしまうが、かなみの処女は、アイツの物、……と言わないが、かなみはそれを絶対に望むだろう。
『(ん〜、ヘルマンの連中をリーザスから追い出した暁には、色々としてやっか? えーっと、想い人は、ひぃーふーみーよー)』
指を折りながら数
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