外伝 シンフォギア編 その2
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かし…
「持ってますよ」
「なるほど…立花っ」
「はいっ!」
ススーと翼と響はクリスの左右を固めるとその腕を左右から二人で固定した。
「ここで私たちだけとは不公平だ」
「そうですよ、皆仲良くいきましょう」
「ちょ、まッ!お前ら…っ!」
「そう据え膳を並べられるとやりづらいんですけどね…」
「まて、まてまてまてまて…っ!あたし、こう言うのは初めてだからっ!」
「心配するな…私も初めてだった」
と、翼。
「ちょ、あっ…あの…んぐ…」
無事にクリスのギアも変化する。
「てめぇ…乙女の唇をなんだと思ってやがるっ!」
変化したアームドギアから一斉射。
「ちょ、ちょっと、緊急事態なんだからしょうがないでしょっ!?」
それをミライは持ち前のシールドで防御する。
「ああ、それは後で目いっぱいミライに問い詰めるとしよう。だが、今は…」
「そうだよ、クリスちゃん、いまはアレを破壊しないと…」
翼と響がたしなめる。
「ち、分ったよ。だが、後でぜってー覚えておけよっ」
「その時は私も一緒にミライをいじるとしよう」
「わたしもです」
「ええええ!?」
情けない声を上げるミライ。
「でもとりあえず。全力で」
「全開で」
「全てをぶつけてやるっ!」
と響、翼、クリスのアームドギアが変化、巨大化する。
「それじゃぁこっちもっ」
ミライは戦艦に再び着地すると砲門を開いていく。
「開放全開、いっちゃえっ!ハートの全部でーーーーーーっ!」
響の掛け声で全力全開、フルバースト。
余力も残さずぶっ放し月の破片を粉砕しつくした。
落ちていく破片のは大気圏での摩擦で燃え尽きるだろう。
地上からは季節はずれの流星群となっているはずだ。
「皆、無事かっ!?」
翼の声。
「大丈夫でーす」
「どうにか生き残ったみてーだ」
と響とクリス。
「任務完了かえりますか」
無事に月の欠片を破壊し終えたミライ達。いつの間にかギアは元のものに戻っていた。
「そうだな、帰ってミライに先ほどの事を追及するとしよう」
「ええっ!?」
「そうですね、今日は語り明かしますよっ!ね、クリスちゃん」
「ええ?あたしもかよっ」
後にルナアタックと呼ばれる事変はこうして終わった。
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