外伝 シンフォギア編 その2
[2/23]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ミライくんは…?」
「先ほどまでそこに…」
しかし再び視線をモニターに向けた弦十郎は驚きに表情を崩す。
「なっ…」
そこには既に乱入したミライの姿があったからだ。
「Aeternus Naglfar tron」
空中から落下するように戦場へと乱入すると着地する前にギアを発動。
翼の歌が聞こえた。それはとても悲しい歌声だった。
Gatrandis babel ziggurat edenal
Emustolronzen fine el baral zizzl
Gatrandis babel ziggurat edenal
Emustolronzen fine el zizzl
絶唱…それは自身の体への負荷を度外視した力の発露。
「ちょぉっとごめんよっ!」
手に持ったネギでネフシュタンの鎧を纏う少女の棘縄を弾きながら翼との間に割ってはいる。
「ミライっ!」
「ミライちゃんっ」
見ればダメージを受けている翼とノイズの蜘蛛の糸のようなものに捕まっている響。
「てめぇ…」
「あれ?誰かと思えばいつかのイチイバルの少女じゃないですか」
やだーとミライ。
「イチイバル…だと?何故その名前がここで出てくる」
「せっかく可愛いのに、その鎧は無いんじゃないかな?趣味悪いよ?」
「かわっ…!?」
鎧の向こうで赤面するネフシュタンの少女。
「それと、絶唱なんて使う場面じゃぁ無い」
デコピン一発。
「何を…あぅ…」
翼のギアが解除されたたらを踏んだ。
「ギアが…解除されただと…?」
「それでも中途半端に発揮した絶唱を完全にキャンセルできたわけじゃないからね」
「かはっ…」
血涙が流れ、吐血する翼。
崩れ落ちる翼の体を抱き上げると跳躍。響の下へと移動する。
響を拘束していたノイズを手に持ったネギで両断すると翼を預けた。
「翼さんっ」
「響が守ってやって」
「ミライちゃんはっ!?」
「わたしはアレの相手をしないとね」
そう言ってネフシュタンの少女と対峙する。
「こんのぉっ」
バシュウバシュウと少女は手に持った光線銃のようなものから放たれたビーム。そこから現われるのは無数のノイズだ。
キュイーンバシュー
(やばい…出力が…)
直ぐにギアが旋律をつむぎ出す。
「この数のノイズにお前はどう立ち向かうんだよっ!なぁ?」
両手にネギを持ってノイズを屠る屠る屠る。
「ネギなんかでーーーっ!」
「それじゃこんなのでっ!悪霊退散っ」
I・C・B・M
腰のギアが巨大化すると巨大なミサイルが現われた。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ