第23話 容保からの呼び出し
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を見つめ頷いた。
「わかりました。この土方、柳生十兵衛様に恥じぬよう身命をとして」
その刀を握った瞬間、何か力が湧いてくる気を土方は感じていた。
「よろしく頼む。ただ、人はあまり斬らない方がよい。十兵衛殿はもともと剣鬼とまで言われたお方。が、普通の人がこの典太をもってして、人を斬れば狂人となる。ま、土方君、君も剣鬼の資質があると見える。ゆえに心配はいらぬかな?」
容堂はにやりと微笑んだ。
土方と近藤は容保に以蔵との戦いで使用した磁石の件も含めてお礼を言い、二人は会津屋敷を去っていった。
その頃、坂本龍馬の手によって大政奉還という大事件が巻き起ころうとしていた。
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