過去-パスト-part3/光の贖罪
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こに味方といえる貴族は一人もおらず、自分は杖を奪われて、自由さえもこうして奪われている。
ウェールズは、取り押さえてきた兵士に頭をわし掴みにされ、無理やりクロムウェルの顔が見えるように持ち上げられる。
「…これが…虚無の力だ。この力により…我が虜となるがいい。ウェールズよ!」
すでに、彼の目と鼻の先に、クロムウェルの身につけていた指輪が突きつけられていた。今度は太陽の光の反射ではない、指輪が自ら紫色の光を発光した。
その光を見たとたん、ウェールズの意識は…暗闇に落ちていった。
アンリ…エッタ…。グレン…。
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