第二シーズン〜時空大冒険〜
第七章 【ロストアビリティー】
第二十五話《ストーリーが思いつかない時はお餅つこう!》
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その衝撃と熱は、俺たちのいる丘まで伝わってきた。
「な、なんだ??今の?」
俺は、横を振り向き姉ちゃんの顔を見る。
「姉ちゃん、あそこって、、、」
そこまで、俺が言った時、姉ちゃんは、歯をくいしばりながらも、走り出した。
村の中心に向かって。
「姉ちゃん!!!」
俺は、そう叫びながらも姉ちゃんを追いかけた。
俺たちが、丘を下り終えようとした時、俺たちの目の前に、一人の男が降り立った。その手には、炎を纏った剣が握られており、その先は、ロストアビリティーと思われる者を貫いていた。
俺は、すぐに姉ちゃんの前に出て、ナイトスキルを発動させ戦闘体勢になる。
俺の、ナイトスキルは、電気を操るため、俺の手では電気が火花を散らしている。
それを、見て男は言った。
「ほう、その歳で、ナイトスキルを使いこなすか、惜しいな、殺すのは」
〈殺す〉という言葉に俺は、少し後ろに下がる。
それを見ながら、男は言った。
「まぁ、上の命令なんでな、悪く思うなよ?」
そして、男は、俺に向かって、炎の剣を振り下ろした。
しかし、俺は、それを〈電気の壁〉を作り剣筋を俺からそらした上で姉ちゃんを連れてその場から距離をとる。
そして、離れたところに姉ちゃんを下ろし、男に向かって、全力で雷を放つ。
「姉ちゃんは、俺が守る!!!」
バシイィィィィィン!!!
激しい音が鳴り響く。
姉ちゃんは、その激しさを見てつい言った。
「倒せた??」
俺が、身を乗り出す姉ちゃんを手で押さえながら言う。
「いや、あれでは倒せないはず、、、」
その通り、男にダメージはあったようだがまだ余裕の表情だ。
「まさか、俺に傷をつけるとは、、、大罪だぜ?」
そう言うと、男は、剣を水平に一振りする。その瞬間、辺りの草花が炎に包まれた。
「嘘だろ、、、」
俺は、あまりの力量の違いを見せられのけぞっていた。
俺は、奴とは戦っても勝ち目はないと見て、姉ちゃんに言う。
「姉ちゃん、逃げよう!」
しかし、、、
「ダメだよ!だって、村の奥にはお父さんとお母さんが!!!」
俺は、姉ちゃんの、その泣きそうな優しい目を拒否することはできなかった。
「分かった、あいつは、俺がなんとかするよだから、それまで姉ちゃんは、離れてて!!!」
そう言って俺は、意を決して、男に飛び込む。
「うおぉぉぉぉぉおお!!!」
手のひらで、電気を、激しく放電させながら、男の腹を狙い拳を打つ。
バシイィィィィィイン!!!
「どうした?そんなもんか?」
「嘘だろ??」
男は、俺を弾き飛ばす。
バキッ!!!
俺は、そのまま姉ち
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