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かつてこの世界は私が支配していた

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キーンコーンカーンコーン

「おーい、お前ら、さっさと席につけー」

ダラダラと席に着く生徒たち。先生は続けた

「今日はお前らに、転校生を紹介するぞ〜」

「えーまじでー?急すぎねー?」
「イケメンがいーイケメン!」

「静かにしろ!、渡辺くん入っていいぞ!」

ガラガラ、ざわざわ

「今日から、この薄毛小学校6年2組の仲間になる、渡辺青くんだ!、渡辺くん自分でも自己紹介して、黒板使ってもいいよ」

「はい、でも口だけでいいます!」
「初めまして、渡辺青って言います、人間という生き物に興味があってこの世界に来ました!」

生徒「はぁ?何言ってんの?笑」
生徒たち「バカ?バカじゃね?」

「えっと、、い、いまのは嘘で、みんなを笑わせようと思って冗談を、、、」

生徒「ははははは、うけるわ!」
「面白いねアオくん!」

「これからよろしくお願いします!青って呼んでください!」

『あぶねぇー、頭おかしいやつと思われるとこだったー』

「じゃあ出欠とるぞー!」

「赤城!」

「はい元気です。」

「飯島」
「はい、元気です」

出欠確認が順調に行われる。
そして、青の番がやってきた。

「渡辺!」

青は勇気を振り絞って、自分がこの世界をコントロールする上で作り出した人類に最も必要な言葉を放った。

「我慢汁!」

先生「渡辺、放課後職員室に来い」






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