暁 〜小説投稿サイト〜
イナズマイレブン〜クロスライジング〜
みんなの想い
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
だ。

そのおかげで集中力が高まってきたせいか、回数を重ねるごとに棒をかわす動きもどんどんと良くなって来た。

「ふっ…ふっ…ふっ!」

「や、やったぁ!!」

そしてこの養成マシンを踏破した円堂。

世宇子との試合はもう明後日に迫っているが希望が見えてきた。

「よし、次のステップだ!いいか円堂、さっきの感じを忘れるな!」

「はい!」

養成マシンはあくまでヘソと尻の感じを掴むためのもの、それが終わったら今度は実践練習だ。

俺は豪炎寺と鬼道のもとへ寄ると、鬼道が俺に声を掛ける。

「大丈夫なのか雷藤?」

「問題ない!俺も協力したいんだ!」

「ふっ…、お前らしいな…!」

そう言うと鬼道は上に向かい、ボールを蹴り上げると、ボールが雷雲のようになり、雷が落ちてくる。そのボールを俺、豪炎寺、鬼道で蹴り込む。

「「「イナズマ!!ブレイクゥゥゥッ!!」」」

ズガァァァァァァンン!!

「マジン・ザ・ハンドォォォッ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!

(な、なんだこのパワーは…!?体が燃えるみたいだぜ!)

バシイイイイイッ!!

「やったか!?」

「ぐ…ぐああああっ!!」

明らかに今までと違う金色のオーラを発し始めた円堂。

しかし技として発動させるまでには至らず、惜しくも失敗してしまった。

「もう一度だ!」

「はい!」

「「イナズマ2号ぉぉ!!」」

「マジン・ザ・ハンド!」

バシイイイイイッ!!

「「ツインブーストォォ!!」」

「マジン・ザ・ハンドォ!」

バシイイイイイッ!!

「「ドラゴントルネードォォ!」」

「マジン・ザ・ハンドォォ!」

バシイイイイイッ!!

「ぐわぁぁぁ!!」

シュートを撃たれる度に円堂が吹き飛ばされる。

「く…くそっ…!なんで出来ないんだよ…!」

「…監督」

「ああ…何かが欠けている。何かは分からないが、根本的な何かが…」

ようやくあと一歩の所までこぎつけたというのに、その残りの一歩が遠い。

きっと40年前の監督自身も、この最後の一歩が乗り越えられずに習得できなかったんだろう。

「やはり…マジン・ザ・ハンドは大介さんにしか出来ない幻の技なのか…?」

「いくら特訓しても、マジン・ザ・ハンドは完成しない…?」

「「「……」」」

「ちょ、ちょっとみんなどうしたのよ!負けちゃったみたいな顔して!」

もはやこれまでか…と暗い顔で黙りこくってしまう一同。

しかし、そんな中で心美が諦めずに声を張り上げた。

「でも…相手のシュートが止められないんじゃ…」

「だったら点を取ればいいんでしょ!10点取られれば
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ