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遊戯王GX 〜プロデュエリストの歩き方〜
エピソード39 〜親善タッグデュエル〜
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にウラヌスに及ばないものの、アームドドラゴンの真価はレベルアップした事により、強化されたその破壊効果にある。


「手札一枚をコストに、『アームド・ドラゴンLV10』の効果発動!相手フィールド上に存在する表側モンスター全てを破壊する!喰らえ、ジェノサイド・カッターッ??」

高速回転する刃がウラヌスを引き裂き、その巨体を崩壊させていく。早速攻略不可と思われていた弩級モンスターを破壊した事で、会場からオオォ??と歓声が響く。一方で、シオンはウラヌスを破壊された事で悔しがるところか、笑みを浮かべ万丈目たちの出方を伺っていた。

「先制ダメージは此方がもらった!『アームド・ドラゴンLV10』でダイレクトアタック??
アームド・ビッグ・パニッシャー!」

「させるかっ!リバースカードオープン!『メタル・リフレクト・スライム』??」


『メタル・リフレクト・スライム』
☆10 DEF3000

アームド・ドラゴンを上回る程の鈍色の巨壁が万丈目の攻撃を阻む。


「『メタル・リフレクト・スライム』は発動後、俺のフィールドへと守備表示で特殊召喚される。そして、その守備力は3000。お前の攻撃は届かない!」
「くっ……!」

挑発するように放たれた言葉に、万丈目は悔しそうに表情を歪める。
先制ダメージ宣言をした手前、これは中々に恥ずかしい。

「惜しかったな〜」

「あぁ、だがウラヌスは倒した。次のターン、任したぞ」

「おっ??ま、万丈目……なんか変なもんでも食ったのか??」

少し前の万丈目には考えられない発言に十代がニヤニヤとしながらからかう。だが、その反面、意外と嬉しそうだ。

「さん、をつけろ!このデュエルは一筋縄じゃいかないんだ!勝つためならば、過去の因縁など捨ててやる!だが、十代!下手を打ったらしばくからな??俺はこれでエンドだ!」

「へへ、なら!任された??」

ビシッと暫定的ではあるもの、パートナーへと向けてサムズアップを決める十代。心なしか万丈目も笑っている様に見えるのは気のせいか。

「へぇ、だが十代。お前の前に俺のターンがある事を忘れるなよ?」

「っ!?」

一瞬だけだがシオンの放つプレッシャーが増大する。
そして、万丈目たちのフィールドにいるアームド・ドラゴンLV10を見据えると一人、口元を綻ばせる。

「お前たちがウラヌスを攻略したなら、俺はこのターンでアームド・ドラゴンを破壊する!俺のターン、ドロー。
『メタル・リフレクト・スライム』のレベルを一つ下げ、墓地から『レベル・スティーラー』を特殊召喚する。そして、二体を生贄にし……、圧倒せよ!『The big SATURN』??

「「なっ??」」

万丈目と十代は両目を見開き、その巨体を見上
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