エピソード39 〜親善タッグデュエル〜
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を生贄にし……、さぁ!絶望しろ!来い、天王星『The Despair Uranus』!」
「……ぷ、プラネットシリーズだと??」
いち早く反応した万丈目は驚嘆の声を上げる。
そのレアリティもさることながら、強力な効果故に知名度の高いプラネットシリーズの内、『天王星』を司る一体がフィールドへと降臨する。
「『The Despair Uranus』は表側表示で存在する魔法・罠カード一枚につき、自身の攻撃力を300ポイント上昇する!さらに、冥界の宝札の効果で二枚ドロー!
『The Despair Uranus』
☆8 ATK2900→3200
先のアスモディウスをも超える攻撃力と共にドロー加速。流石の十代たちもこれには目を見張らざるを得ない。
「バトル!『The Despair Uranus』、『アームド・ドラゴンLV7』を攻撃しろ!weil of despair !」
「っ!させるか!リバースカードオープン!『ヒーロー・バリア』??」
ウラヌスから放たれた褐色の極光が、アームド・ドラゴンを狙う。しかし、これもまた防がれる。
「俺はこれでエンドだ」
シオン
LP4000
魔法・罠伏せ一枚枚
『冥界の宝札』
場
『The Despair Uranus』
シオンのフィールドには、攻撃力3000を超えたモンスターが一体。加えて、手札は五枚と余力は有り余っている。
(俺のターンで、あいつを倒せなければ次のターンが辛いぞ……)
もし、ウラヌスを倒せなければ『レベル・スティーラー』の効果で生贄となる素材を増やされ、また最上級モンスターを呼ばれる。
だからこそ、倒さねばならないのだが早々簡単にあの攻撃力を超えられるものではない。
(だが、倒す手段など……、いくらでもある??)
先日の翠とのデュエルによりその事を学んだ万丈目は、絶対に倒すと念じデッキトップへと指をかけ、
「俺の……ターンッ、ドロー??……来た??」
望んだとおりの引きに思わず笑みが溢れる。
「いくぞ、シオン!俺は『アームド・ドラゴンLV7』を生贄にーー」
「……ん?」
「なっ??まさか……!」
武装された巨体が白く発光する。そして、そのエフェクトを正体を知る一之瀬校長は客席から身を乗り出し、それを見つめる。
「ーー来い、『アームド・ドラゴンLV10』??」
「……っ!」
筋肉は隆起し、身体を覆う鋼はより硬度を増し、主武装である刃は研ぎ澄まされている。
アームド・ドラゴンの最終形態にして、最強の姿ーーアームド・ドラゴンLV10を前にしてシオンは息を呑むのがわかる。
『アームド・ドラゴンLV10』
☆10 ATK3000
攻撃力こそ僅か
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