エピソード39 〜親善タッグデュエル〜
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『アームド・ドラゴンLV7』
☆7 ATK2800
アームド・ドラゴンが勇ましい咆哮と共に急成長し、より戦闘に特化した姿へと成る。
早くの最上級モンスターの登場に会場が沸く。ペアの十代でさえ、無邪気にはしゃいでいる。
「どうだ。これが成長した俺の力だ!」
「あぁ、確かに成長したかもな……」
フィールドに唯一存在するアームド・ドラゴンを見上げそう言葉にする。
しかし、ニヤリと笑みを万丈目へと向けると
「だが、まだ甘い??」
「なにっ??」
「『終焉の炎』を発動!効果により、黒炎トークン二体を特殊召喚する。
そして、俺のターン、ドロー??永続魔法『冥界の宝札』発動!」
「……なに?」
「……っ??」
万丈目は、『ナチュル』デッキではないシオンに訝しげな視線を送る。一方で、今回使われるデッキを一度見たことある十代は警戒心を強める。
「二体の黒焔トークンを生贄に現れよ!『堕天使アスモディウス』!」
『堕天使アスモディウス』
☆8 ATK3000
「っ!……いきなりの最上級モンスターか」
早々と万丈目はエースモンスター『アームド・ドラゴンLV7』の攻撃力を超えられ、頬を引き攣らせる。
「さぁ、バトルだ!アスモディウスでアームド・ドラゴンを攻撃!ヘル・パレードッ??」
「くっ??」
アスモディウスから放たれる黒い光球がアームド・ドラゴンを狙い撃つ。
「万丈目っ!」
「さん、をつけろ!馬鹿たれ!リバースカード発動!『攻撃の無力化』!」
万丈目たちのフィールドに力場が発生し、アスモディウスの攻撃が文字通り無力化される。事なきを得た事で会場の彼方此方からホッと安堵の息が聞こえてくる。
「俺はこれでターンエンドだ」
シオン
LP4000
魔法・罠伏せ一枚
『冥界の宝札』
場
『堕天使アスモディウス』
シオンのフィールドには、強力無比のアスモディウスが存在するにも関わらず十代は楽しそうに笑みを浮かべる。
「交代だ、十代。頼んだぞ」
「あぁ、任せとけって!このターンで、あいつを倒してやるよ!」
威勢の良い発言をし、デッキからドローする。
幾ら強力な能力を有する融合モンスターを扱う十代でも、攻撃力3000の壁は大きい。果たしてどう攻略するのか、とシオンは楽しげな笑みを浮かべていた。
「『天使の施し』を発動だ。三枚ドローして、二枚を捨てる。
まずはこいつだ!来い、『E・HERO スパークマン』!」
『E・HERO スパークマン』
☆4 ATK1600
下級HEROの中でも攻撃力は高い方のスパークマンだが、アスモディウスには遠く及ばない。そして、召喚されたばか
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