体育館裏のホーリー
体育祭の練習とディオドラ・アスタロト
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にいる。
「全員集まったようね・・・・だけどソーナ達は何故ここにいるのかしら?」
「一誠さんと帰る為ですよ・・・・それに私達の帰る家が同じなのでね」
リアスはまあいいかと言いながら記録メディアを取り出した。
「若手悪魔の試合を記録したものよ。私達と黒神眷属のものもあるわ」
戦いの記録ね、俺は興味ないが一応見る事にした。俺達以外でも若手悪魔達はゲームをしたと、大王バアル家と魔王アスモデウスのグラシャラボラス家、大公アガレス家と魔王ベルゼブブのアスタロト家、それぞれが俺達と対決後にゲームをした。ライバルの試合なので、巨大モニターをじっくり見るリアス達。最初はバアル家対グラシャラボラス家の映像を見たが正直瞬殺だった。
ちなみに俺の膝上には常に小猫ちゃんがいるが、グレモリー達は同期の悪魔達となっている。俺らは最短記録が出るぐらいのゲームだったが、他のゲームは長期決戦のようだ。開始されてから数時間経過してたが、部員全員とはいえ他の悪魔らも視線が険しくなっていた。
眷属同士での戦いは、どちらも強力な眷属であったので戦いは白熱していた。問題は『王』同士の戦いだ。サイラオーグは体術で全て拳での勝負、一方ゼファードルは防御結界を何重にもしようが全て破壊されたようだった。
あのヤンキー野郎は、駒を全て無くしたらサシで勝負しろと挑発した。俺とサシでやった時だったがとても弱く感じたのは俺の気の所為か?と思ったが、ヴァーリも同様だと念話で伝わってきた。攻撃を全て弾き返されてから、拳一発で腹を打ち込まれていた。
あの一撃は映像越しの筈だが、辺り一帯の空気を震わせていた程の威力と見れた。腹部を押さえながら悶絶しているが、サイラオーグは拳と蹴りしか使ってない。
「いくら凶児ゼファードルと呼ばれ、忌み嫌われたグラシャラボラスの新しい次期当主候補とは思えない程弱いな。ま、サイラオーグ相手にサシで相手出来るのは俺らぐらいか?」
普通な感想であったが、俺ら黒神だけだったので他の者から見たらパワーやスピードはグレモリー眷属から見ると相当な技量なのだろう。俺とヴァーリは正直言って欠伸が出る程遅いと思ってたし、皆は速度を目で追っていたが徒手空拳する悪魔は少ないと聞く。
「リアスとサイラオーグは前に出すぎだと思うぞ、基本『王』は動かなくても駒を進軍させて敵を撃破するはず何だが」
「そうだな、一ちゃんの言う通りだ。お前らはタイマン張りすぎだと思うが、バアル家の血筋は血気盛んなのかね」
俺が言うとアザゼルも言ってきたので、リアスは恥ずかしそうに顔を赤くしていた。あのヤンキー野郎は、どれぐらい強いんだ?と質問したら決して弱くないと言っていたが、俺があの時殴ったが若手悪魔達の中で一番弱いと思った。まあ代理だからしょうがない。
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