体育館裏のホーリー
体育祭の練習とディオドラ・アスタロト
[3/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
こにソーナと副会長がいた。
「一誠さん。匙と会話している所なのですが、それはあとで構いませんか?テント設置箇所のチェックをしなければいけないので」
「我が生徒会はただでさえ、男手が足りないのですから働いて下さい。一誠さん達はこちらに来なくとも大丈夫ですから、今は競技の練習をしてやって下さい」
「悪いな兵藤。じゃ、俺は会長らに呼ばれているのでな」
そう言った匙は、二人の元へ戻って行くが生徒会で男は匙のみだったな。まあグレモリーも似たような環境ではあるが、下僕の躾に関しては一切こちらは干渉してない。あちらはあちらだからだ、こちらはこちらでやるとするか。
『ヴリトラか』
『懐かしい名が出てきたなドライグ』
『まあな、相棒との修業で急激に早めたようだな。幾重にも刻まれ魂が薄まろうとも、きっかけがあると話は別だ』
『俺は直に会った事はあるが、余りいい伝説は残ってないと聞く』
『すぐ近くにファーブニルとヴリトラ、次元の狭間本家にはティアマットがいるし冥界にはタンニーンがいる。最初から龍王に縁があるかもしれんな、一度だけ六大龍王と二天龍が揃った事なんてなかったからな』
さてとそろそろアーシアと練習しないかなと思いながら探してるとすぐ見つかった、桐生にセクハラされていたからだ。俺はアーシアを呼ぶとすぐに来てくれた、二人三脚用の紐を足首に結んでから軽く練習をした。
最初は掛け声で歩いて練習してから走り出したが、俺はアーシアに合わせる事で何とか本番までには出来そうだ。放課後、俺とヴァーリとアーシアとゼノヴィアとイリナとシーグヴァイラは部室に顔を出す。先に来ていた部長含めた他のメンバーは顔をしかめていた、何事?
「どうした?」
「若手悪魔のレーティングゲーム戦、私達の次の相手が決まったのよ」
へえーもう決まったのか。俺達は何も聞いてないが、黒神眷属は残った眷属と戦うようになった。次のレーティングゲーム、グレモリーの相手は対アスタロト戦。グレモリー&シトリー対黒神との一戦を皮切りに、例の六家でゲームが行われたがグレモリーもシトリー以外の家と戦う事となっていた。
それにアーシアと練習をしていると、ディオドラを救った事は後悔してないと言っていた。教会に居た頃、傷付いた悪魔を救った事で異端扱いをされて導かれるように駒王町に派遣された。まあそれはいいとして、俺らは練習を繰り返していた。
次の日の放課後、俺はアザゼルに呼ばれて部室に来ていた。イリナとシーグヴァイラとレイヴェルも一緒にいるが、単純に人間界本家の住人となった事で当主である俺と一緒に行く事となっている。イリナ達は当初他の部活に入ろうとしていたが、俺とヴァーリはオカルト研究部所属なので自動的に同じ部活所属とした。ちなみにソーナも何故かここ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ