体育館裏のホーリー
転入生×歓迎会
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単に捨てていいのか?とコイツらは思っているが、俺は最初から童貞卒業しているから関係ねえな。知り合いの友は、夏に卒業したぞと言うと俺はおめでとうと言うし一々童貞卒業した報告などいらねえからな。だから非童貞であるコイツらを向ける蔑んだ目が、恨めしいらしくまだコイツらは女を知らねえのかと言う視線が注いでいた。
「童貞臭いわねー、二人共」
松田と元浜に近づいてきた女子、桐生は口元をニヤケながら来た。
「桐生!俺達を笑いにきたのか!」
「そうよ。どうせアンタ達二人は、意味のない夏を過ごしたんでしょうね。兵藤は違うみたいだけど」
「うっせ!イッセーは俺達と同じはずなのに、何でそんなに冷静なんだよ!」
「俺はお前らと一緒にするんじゃねえ、それに俺には関係のない話だ。静かにしないとハリセンの餌食にするぞ?」
「それに兵藤の好感度は増々上がっているようね、去年から相当上がっているそうよ」
「何だと!?同じ親友なのに、どうしてこんなに格差が広がるんだ!」
俺は二人にハリセンを見せても言ってくるので、ぶっ叩いてあげたら桐生はさすがーと言って他の女子達に混ざって話をしていた。ヴァーリもクラスメイトと話をしていたが、主に俺らの日焼けについてとバカンス先はどこだ?だった。
アーシアがたまに遠い目になるらしいが、ディオドラとの一件だからしょうがないか。授業で指された事で、珍しく慌てて教科書を逆さまにしていた。アーシアも人気者となってしまったが、男女問わずの人気者だが美少女で話していると癒される効果があるとか。
「一誠、今アーシアの事を考えていなかったか?」
「うん?何故そう思った?ヴァーリ」
「俺と一誠の神器は、たまに繋いではドライグとアルビオンが会話をする時になると考え事が伝わってくるのさ」
「なるほどな。アーシアは学園のアイドルと化しているが、男子は恋愛感情ではなく癒し目的で話しかけてくる者が多い。下心よりも近くで見て癒されたいとの感じらしいが、恐らく自分でも無意識で癒しのオーラが出ているのでは?と俺はそう思っている」
俺とヴァーリが会話をしていると、今度は学園中の女子が俺らの教室に来ては見ていた様子。祐斗はともかく、最近イケメン四天王何て言われているくらいだ。俺、祐斗、ヴァーリ、アザゼルという組み合わせだが俺ら生徒はともかく教師であるアザゼルまで加わっているのはちょっとな。すると一人の男子が教室に入ってきてこう言った。
「このクラスに転校生が来る!女子二人だ!」
一拍あけて。
『えええええええええええええええええええええええええええええ!』
クラス全員が驚きの声をあげたのだった。しばらくして、担任の先生が入ってきたのでヴァーリを呼ぶとすぐに自分の席に座っていた。そして先
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