冥界合宿のヘルキャット
黒神対グレモリー&シトリー×それぞれの世界
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渡されたのは勲章だった、MVP賞と一撃必殺賞を。
「それと一誠よ。ゲーム中見ていたが、眷属達は大きいのから小さいのまでおるようじゃな。そればかり見とったぞい」
おいおい、俺の眷属に向けてそんな目で見てたのかよ。俺が抗議しようと思ったら、後ろにいた戦乙女がハリセンで叩かれていた。
「もう!ですから卑猥な目は禁止だと、あれ程申したではありませんか!これから大切な会談なのですから、北欧の主神としてしっかりして下さい!始祖神様に消されたくないでしょうに」
「・・・・全く隙のないヴァルキリーじゃて。わーっとるよ。これから天使・悪魔・堕天使・ギリシャのゼウス・須弥山の帝釈天と、テロリスト対策の話し合いじゃったな。流石のワシだってそれについては努力するからのう、そのハリセンをしまってくれるか一誠」
卑猥な目を見たオーディンに、ハリセンで叩こうかと思ったが先にヴァルキリーがやってくれた。余りしたくないし、相手は神話の主神クラス。俺の出番は余りなかったが、ファーストアタッカーのみなのであとは皆がやってくれた。赤龍帝の力も最近使ってないからな。
『ずっと見てたが、今回俺は必要なかったな相棒』
『今回はな、だがいずれ使う時がくるさ。強敵になるかもしれない存在と戦う時まではとっとくさドライグ』
『流石黒鐵の力だ、あの重力球のパワー。もし片方だけだったら、それで終わりだったかもな』
『今回は共闘で救われたと言ってもいいくらいだし、まだまだ抑えた方だと思うぞ』
ドライグと念話で話しながら、医療室を出てグレモリー家に戻った。八月後半になって、俺達はまだ冥界でトレミーの中にいた。リアス達は先に駅まで行った。アザゼルはこの船に乗りたがっていたが、行きは列車なのだから帰りもそうしろと言ったら渋々承諾。
トレミーは現在駅の真上、リアス達が乗った頃にケルディム達と挨拶してから帰ると言ったからだ。トレミー内にはヴァーリチームが待機していたが、一緒に挨拶する為にと思っての事。
列車が発車して遠くなったのを見て、俺とヴァーリはわざわざ禁手化して鎧を纏った。美猴とアーサーとルフェイは、魔法陣でジャンプして二天龍である二人は飛んで着地した。赤龍帝と白龍皇である俺とヴァーリは、ほぼ同時に着地した。
「サーゼクス、待ったか?」
「妹達が発車したからちょうどいいが、なぜ禁手化をした姿をしているんだ?」
「いや何、ゲームでは使ってなかったからな。たまに禁手化しないと、ドライグがうるさくてな」
「妹にも言ったが、また会える日を楽しみにしているよ。今まで二天龍は、戦う運命のはずなのに共に戦い共闘なんて今までなかった事だ」
そりゃそうだ。赤龍帝と白龍皇は戦ってどちらが負けるのが運命であり宿命でもあったが、それを俺が共闘と
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