冥界合宿のヘルキャット
襲撃後の風景×北欧の主神オーディン
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
年敵対していた者と仲睦まじいようじゃが・・・・また小賢しい事でも考えているのかの?」
「仕来りやら何やらで古臭い縛りを重んじる田舎神族と違って、俺ら若輩者は思考が柔軟でね。煩わしい敵対意識よりも己らの発展向上だ」
「弱者共らしい負け犬の精神じゃて。所詮は親となる神と魔王を失った小童の集まり」
おいおい、そんな事を言われたら俺に喧嘩でも売っているように聞こえるな。アザゼルは察したのかそれとも長年の付き合いなのか、独り立ちとも言ったが悪ガキ共のお遊戯会にしか見えないから笑いしか出ないと発言した事で無意識に殺気と覇気を出していた俺に対して文句を言う爺さんだった。
「むぅ・・・・この覇気やら殺気を放つ小僧は誰じゃ?ワシを見ても度胆を抜かないで、主神クラスの力を感じるのう」
「あ、クソジジイ。一ちゃんを小僧呼ばわりすると、あとで痛い目に合うぞ!?一ちゃんも殺気と覇気を解除してくれ、今は抑えるんだ!黒歌は仙術で落ち着かせてくれ、主神と創造神がここでバトルしても負けるのは主神だぞ!?」
黒歌は静かに頷いてから、仙術で落ち着かせようとしていたが余りにも強かったので黒歌が逆に吹っ飛ばされた。これを見たのかオーディンと名乗った爺さんは、ここでミョルニルを使う態勢を取ったが先程アザゼルが言ったワードを思い出したのだった。
「ま、まさか・・・・!?もしや小僧、いやお主は始祖神である創造神黒鐵様だと言うのか!?」
「オーディン様、ここは私が!『退くのじゃ、ロスヴァイセ!』もしや二天龍や龍王を恐れたという事や伝承通りの御方なのでしょうか?」
そう言ってから、俺は再び怒りのオーラを出させながらの大天使化をしたのだった。他勢力神話に干渉していなかったかもしれんが、俺の姿に関しては報告されているはずだがこの爺さんは知らないように思えたので全ての者らを平伏させたのだった。
「我の名は創造神黒鐵、人間では兵藤一誠と言うが貴様は我の事を知らずに小僧との発言は、いくら主神でも万死に値する事だとは思わぬか?」
「も、申し訳ない。この場で土下座でもするから、お許し願います!」
「一誠!落ち着くにゃ、ヴァーリは半減発動後に美猴は私と一緒に仙術でやるわよ!ルフェイは癒しの波導で一誠を落ち着かせるにゃ!」
「了解した。一誠、さっさと目を覚ませ!」
「俺っちと黒歌による仙術と、ルフェイの癒しの波導を当てれば今度こそ上手くいくはずだ!」
「分かっています!一誠さん、お怒りをお鎮め下さい!」
我に強化版の仙術とヴァーリの半減により、怒りと憎悪が無くなった事でオーラの色が黒赤から金色へと戻ったようだ。半減の力を一回で上級から最上級悪魔から下級へとなった気分となり、仙術+癒しの波導を受けた事で、神の怒りが消えたのだった。我は
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ