冥界合宿のヘルキャット
魔王主催パーティ
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机に並んでいた物を次々と食べていった。それとレイヴェルも来ていたのか、俺に挨拶が来たようだった。
「二週間振りですわね、一誠様」
「よう久しぶりと言った方がいいのか?ライザーのバカは元気にしているのか?」
「ええ、荒療治のお蔭で前よりも元気になりましたわ。それと私はトレードを済ませまして、今はお母様の眷属という事になっています。お母様が未使用の駒と交換してくれたので、もし一誠様の眷属になりたいのならトレードをしてくれると仰ったので現在はフリーでしてよ」
「ほう。だが冥界だけでは、俺の眷属入りは歓迎出来ないが、もし人間界に来た時は考えてやってもいいぞ」
俺の眷属に入りたいと言うが、冥界だけで活動している訳ではないからな。そう話していると見知った顔だと思えば、イザベラだった。
「レイヴェル。旦那様のご友人がお呼びだ」
近接格闘術の得意な子で、あの時は手加減だったが今はどうだろうな。
「分かりましたわ。眷属入りという事に関しては、確かにお伝え致しました。今度人間界に来た時は、ぜひ黒神眷属に入れて欲しいですわ」
レイヴェルはドレスの裾を上げて、一礼して去って行った。そんでイザベラと話していると、あの時のライザーよりかはマシになったと言っていて有り難いな。俺が更に強くなれば、自慢話になると言っていたが、婚約パーティー以来は俺ばかりの話題となっているらしいな。去った後でも握手は勘弁だからか、端っこで酒を飲んでいた。
「あなたは握手が嫌いなのかしら?」
「これはシーグヴァイラじゃねえか、来てたのか。ここじゃ騒がしいから外に行こう」
俺とシーグヴァイラは、静かに外に行った。途中俺を追いかける奴らがいたり、殺そうとする輩がいたが重力球で排除。排除後、奴らは兵に拘束された。俺に攻撃したんだから、一生牢屋行きだ。
「ここでいいか。久しぶりだな、シーグヴァイラ」
「ここで再会も悪くないけどいいの?ここは森の中、もし敵が来たらどうするの?」
「その時はこうするのさ!」
俺はエクスカリバーを抜いて敵のランスを弾いた。そしたら思いのよらない人物だった。
「いやー、俺の気配を察知するとは流石だね。創造神黒鐵兼赤龍帝の兵藤一誠」
「お前は確か曹操だな。禍の団の英雄派か、英雄派のトップが俺に何の用だ?」
「そうさ、俺は曹操で一応子孫でね。英雄派トップで、神滅具である『黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)』の持ち主さ。流石聖剣エクスカリバーだ、俺の聖槍を弾く何て驚きだ」
俺の目の前にいるのは、英雄派のトップである曹操。次元の狭間本家にいる曹操ではなく、この世界の曹操の末裔であり子孫だろう。まさか黄昏の聖槍を持ってるとは、だが俺の敵ではない。例え神をも貫く聖槍だろうと俺は負けられな
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