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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
冥界合宿のヘルキャット
魔王主催パーティ
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、特殊な結界を背中に発生させる。それで空中でも髪や衣装やらが乱れないだろう。女はその辺りが大事だからな』

「ありがとう、タンニーン。会場まで頼むわ。シトリーの者もいるのだけれど、大丈夫かしら?」

『おおっ、リアス嬢。美しい限りだ。そちらの件は任せてくれ』

到着したタンニーンらだったので、俺はトレミーブリッジに戻った。アザゼル達はドラゴンの背に乗り、冥界の大空へ飛び出した。アザゼルはタンニーン頭部に乗っていた。特等席であり、角を掴んで空を見渡す。

「ご主人様、お帰りなさいませ」

「うむ。グレモリーとシトリーを迎えに来たタンニーンとその眷属だが、皆はどうしている?」

「ご心配なく。ヴァーリ様達は、ご自分の部屋にいましてリラックス状態でございます」

「おっ、タンニーン達が羽ばたいているようだからこちらも発進しよう」

「畏まりましたご主人様」

発進したトレミー3番艦は、ステルス機能とミラージュコロイドを解除して発進。その方がいいと思ってな、タンニーン達が見えてきたので横付けしながら船を進めた。タンニーン達は、こちらを見て驚いた顔をしていたがまあいい。とここで俺のケータイが鳴ったので出てみるとアザゼルだった。

「もしもしどうした?アザゼル」

「どうした?じゃねえよ一ちゃん、こっちはドラゴンでそっちは戦艦か!驚くぞ、いきなり戦艦が現れたら攻撃対象になりかねんぞ」

「それは心配ねえよ、トレミー専用着艦ポイントを用意してあるそうだ」

「そんな事サーゼクスに聞いていないがそうか、何か隠してるようだったがその事か」

「一度切るが、今度は念話で話そうじゃないか」

『念話モードとして、一応タンニーンにも聞こえるようにしたぞ』

『サンキューアザゼル。タンニーン聞こえるか?』

『聞こえるが、これが念話か。ところで俺に聞きたい事があったんだろ?』

『そういえばタンニーンはどうして悪魔になったんだ?』

『その事か。大きな戦も出来なくなったこの時代、レーティングゲームをすれば様々な連中とも戦えると思った事が一つ。ドラゴンアップルという果物は、ドラゴンが食べるリンゴだ』

ドラゴンアップルとはリンゴというのはそのままだな。

『とあるドラゴンの種族には、ドラゴンアップルでしか生存出来ないものもある。ところが人間界に実っていたそれらは環境の激変により絶滅してしまった。もうこの果物が実のは冥界しかない。ドラゴンは冥界では嫌われた存在。悪魔にも堕天使にも忌み嫌われている。ただで果実を与える訳もないだろう?だから俺が悪魔となって実の生っている地区を丸ごと領土にしたんだよ。上級悪魔になれば魔王から冥界の一部を領土として頂戴できる。俺はそこに目をつけたんだ』

『なるほどな。だから
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