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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
冥界合宿のヘルキャット
魔王主催パーティ
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、ちゃんと瞬殺されないように鍛えたのか?」

「まあな。今の所はグレモリー眷属と黒神眷属とのバトルロワイヤルだから、兵藤らのデータ開示はしてくれなかった。何でも黒神眷属は、未知なる力を持っているんだと」

「当たり前だ。ただでさえ聖なる力を持っているから、その対策ぐらいはしたんだろ」

「まあな。先月の若手悪魔会合の時、本気で怒った兵藤を見た時はゾッとしたよ。まさかお前があの創造神黒鐵様何だとな。だが、俺にも目標がある事だ。会長は冥界に上級下級貴族平民関係無しに受け入れる、誰にも自由な学校を建てたいとな」

「それについては知っているぜ。悪魔業界は少しずつ、差別や伝統やらが緩和されて来たが、まだまだ根底の部分で受け入れ難い部分があるそうだ。レーティングゲームの学校については、未だに上級悪魔の貴族しか受け入れないのが現状だ。ゲームは誰にも平等で無ければいけないが、これについてはサーゼクス達と俺が決めた事。平等なのに下級悪魔の平民にはゲームの道が遠いというが、今と昔が違う事ぐらいは理解しているし貴族社会から共存社会にしようとしているからな」

「やはり兵藤は何でも知っているんだな。ソーナ会長はそれを何とかしたいって言ってたが、下級悪魔でもゲームが出来る事を教えたい事に関しても。この冥界に誰でも入れる学校を創りたいんだが、なかなか進まない計画でもある。だけどほとんどの上層部悪魔はお前の事を知っていたのなら、夢は叶えると思っている」

「ソーナ会長はその為に人間界でも勉強されている。決して当たらなかった者達に可能性を与える事も大切であり、匙は上級悪魔になってからだと思っているようだが既に計画は動いている。匙が教員免許を取れるように、俺らはフォローする事になっている」

計画の事を告げると感謝を言ってきたが、まあいいとして呼ばれた声だったので後ろを振り向くとドレスアップしたリアスと部員の面々。化粧をしてドレス着込んで髪も結っている。朱乃は西洋ドレス姿でアーシアは一度着た事あるが、ゼノヴィアは着慣れていない様子だった。

ギャスパーもドレス姿だったが女装が趣味だから当たり前。白音も一回り小さなドレスだった。黒歌が似合うと言うと赤く染まっていたが、まだいたのか黒歌。俺はトレミーに戻れと言って空間に入っていた黒歌だった。

会長もドレスアップをしていたが、軽い地響きと共に何かが庭に飛来する重い音がしてきた。タンニーンとその眷属が来たそうだ。約束通り迎えにきた。庭に出ると圧巻ではあるが、タンニーンと同じサイズのドラゴンを含めて十体はいた。タンニーンの眷属は全部ドラゴンらしい。

『約束通り来たぞ。一誠もいるが、お前は船じゃないのか?』

「まだ時間があるからさ、暇だからこっちに来た訳だ」

『なるほどな。お前達が背に乗っている間
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