冥界合宿のヘルキャット
修業前の温泉と鍛錬メニュー×依頼者フェニックス家
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で、俺はレイヴェルと一緒に作り始めてからようやく完成したので、皆を呼んできてくれとレイヴェルに頼んで俺は皿を用意して待っていた。全員来たようだがアイツが来ないな、レイヴェルに聞くとあとで行くと言っていたから俺は透明の聖剣を使って隠れた。
それとライザーの眷属悪魔は元気そうにしていたが、棍使いのミラだったか。あの子が俺を見たら、また勝負してくれるか?と頼まれたぐらい仲良しになっていた。俺は頷くとミラだけではなく、カーラマインやユーベルーナも相手してくれと頼まれたがそれに関しては今度なと約束した。
案の定、作戦通り匂いに釣られてやって来たライザー。その姿は、婚約会場や非公式でのレーティングゲームで会ったような覇気は全く無く、髪はぼさぼさでやる気のない顔をしていた。ライザーが肉料理を食べると、腹が減っていたのか何回もおかわりしていたライザーを見て全員安堵していた。
「この料理は誰が作ったんだ?」
「俺だよライザー、随分前振りだな」
俺は姿を現して挨拶したら逃げようとしたので、空間を歪ませて手をツッコんでからライザーを捕獲してから強制的に椅子に座らせて質問した。
「ライザー、俺が来た意味を知っているか?呼ばれたんだよお前の親父に。ぜひ鍛え直してほしいと依頼があったので、来てみればヒッキーとかドラゴン恐怖症だぁー?お前、以前と比べてかなり弱くなっているようだから特別に鍛え直してあげるよ」
「ほ、本当か?なら頼むいや頼みます!俺はもう眷属達や親父達に心配をかけたくないんだ!」
「と言っているが、どういった鍛錬方法にしましょうか?皆さん」
単純にドラゴンと戦えばいいんじゃないの?全員一致したから、早速空間を歪ませてライザーと一緒にティア達がいる場所に到着。ちょうど昼食だったのかルフェイ特製の食事をしていた。ルフェイは料理の上達が早いのか、半分サバイバル的だがもう溶け込んでいる様子だった。それとタンニーンは、チビドラゴンとなっていた。
「おや一誠じゃないか。どうした?」
「コイツを鍛え直してほしいんだ。ライザー・フェニックスを」
「見た目は弱そうだが強いのか?」
「ああ、不死鳥であるフェニックスと同じ不死の力を持っているからな。そうだな、基礎と精神を鍛え直してほしい」
「分かった。しばらく預かるがいいんだな?」
ライザーは帰りたさそうだったが、頑張れと言ってフェニックス家に戻った。ユーベルーナに聞かれると、ちょいとドラゴンがいる所に行かせたと告げた。今は夜だったのでレイヴェルの部屋に寄ると、まだ寝てなかったのか起きてたみたいだった。
「一誠様、お兄様は?」
「アイツ?今頃ドラゴンと戦ってるんじゃないのか。増々ドラゴン恐怖症になるかもしれんが、試練だと思えばいい事さ」
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