冥界合宿のヘルキャット
修業前の温泉と鍛錬メニュー×依頼者フェニックス家
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だっているのは知っているだろう?期限までにお前はレーティングゲームを知っといた方が得だ」
「ゲームの記録映像、記録データ、それらを全て頭に叩き込め。『王』に必要なのは、どんな状況になっても打破出来る思考と機転と判断力だ。眷属の下僕悪魔が最大限に力を発揮出来るようにするのがお前の仕事だ」
「俺もそうだが、これも覚えておけ。実際のゲームは何が起こるか分からないんだからな、最前線で何かが起きた時は遅いからな」
という事で、俺とアザゼルで考えたトレーニングメニューを渡したのだった。朱乃はバラキエルと一緒にトレーニングだと言ったら、とても喜んでいた。小猫ちゃんは黒歌と一緒だそうだし、残りの面子はそれぞれ合わせたトレーニングをやるが、おっ、やっと来たなアイツ。
「ところで一誠、我々はどうするんだ?」
「ヴァーリチームはアイツと俺の眷属であるティアと雪蓮を呼んだ。アイツが来れば文句はない」
アイツとは?と言おうとしたら大きな影が出た。来たな、元六大龍王魔龍聖タンニーン。
『アザゼル、よくもまあ悪魔の領土に堂々と入れたものだな』
「ハッ、ちゃんと魔王様直々の許可を貰って堂々と入国したぜ?文句あるのか、タンニーン」
『ふん。まあいい、サーゼクスの頼みだと言うから特別にやってきたんだ。その辺を忘れないでほしいな、堕天使の総督殿』
「ヘイヘイ。てな訳で呼んでみたが、一ちゃんどうすんだ?」
『一ちゃん?おー、一誠ではないか。久しぶりだな、もしかして俺を呼んだのはお前か?』
「そうだ、龍王繋がりでティアもいる。タンニーンが悪魔となってしまってな『六大龍王』から『五大龍王』になったが、転生悪魔の中でも最強クラスで最上級悪魔となった。ティアも龍化してくれ」
OKと言ってタンニーンと並んだティア。俺はタンニーンに説明した。
「ここにいるヴァーリチームを修業させてほしい、無論ティアも一緒にな。ルフェイは、主に魔力の制御とヴァーリの回復役で頼む。アーサーは孫策と鍛錬な」
『なるほど。というかこの波動、ドライグにアルビオンじゃないか!赤と白が揃う何て、白龍皇を強くさせろとの事か?俺がしなくとも一誠がやればいいのでは「俺はこれでも忙しい身何だよ。ドラゴンの修業方法といえば」なるほどな、元来から実戦方式となり白龍皇を本気の戦いをさせろという事か』
「そういう訳だ。ヴァーリにアーサー、頑張れよ。期待しているからな、期間は人間界の時間で二十日間程ある」
「ああ、まさか元龍王と修業出来るのは初めてだが頑張ってくるよ」
「私はアーサーと修業すればいいのね一誠。という訳だから、早速行きましょうかティア」
『了解だから乗って。アザゼル、あの山使っていい?あそこが丁度良さそうだし、ねえタンニーン』
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