冥界合宿のヘルキャット
若手悪魔同士での挨拶+年長者×上層部・現四大魔王との会合
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ならん傑作だな」
とか。
「なるほど!夢見る乙女という訳ですな!」
とか言ってやがるが、串刺しにしてやろうか?あの悪魔達。
「若いというのはいい!しかし、シトリー家の次期当主ともあろう者がそのような夢を語るとは。ここがデビュー前の顔合わせの場でよかったというものだ」
「私は本気です」
セラフォルーもうんうんと頷いているが、あの5名は罵倒を繰り返す事でそろそろ俺の怒りが出てきたな。夢を語れって言ったのに語ったのにあの悪魔は許さんが、その前にサーゼクスに念話として暴れる許可でももらおうか。
『サーゼクスよ、俺の怒りが頂点となってきたが暴れていい?』
『申し訳ないがそれはしょうがないね。今の冥界がいくら変わりつつあるとしても、上級と下級に転生悪魔とそれらの差別は存在する。あの五名以外の上層部は、一誠君の本当の顔を知っているから黙っていられるのさ』
『グレモリーは情愛が深い悪魔一族であるが、人間や下級悪魔にも差別的な目を向けない事は知っている。それにあの野郎は、まだ言うつもりらしいな』
俺とサーゼクスが念話をしている最中でも冷徹な言葉をあの野郎は言っていた。
「ソーナ・シトリー殿。下級悪魔、転生悪魔は上級悪魔たる主に仕え、才能を見出されるのが常。そのような養成施設を作っては伝統と誇りを重んじる旧家の顔を潰す事となりますぞ?いくら悪魔世界が変革の時期に入っていると言っても変えていいものと悪いものがあります。全く関係の無い、たかが下級悪魔に教えるなどと・・・・」
その一言で黙っていられなくなったのは、匙だった。
「黙って聞いてれば、何でそんなに会長の・・・・ソーナ様の夢をバカにするんスか!?こんなの可笑しいっスよ!叶えられない何て決まった事じゃないですか!俺達は本気何スよ!」
「口を慎め、転生悪魔の若者よ。ソーナ殿、下僕の躾がなってませんな」
偉い悪魔が言うが、正直言って口を慎むのはお前らだと言いたい。そしてソーナは謝辞をしてたが、その反応に納得出来ていないようだったので俺が代わりに匙を下がらせてから言ってやった。
「匙は下がってろ。ここからは俺のターンだし、下級悪魔から創造神黒鐵だとどう反応するかじっくりと見ていろよ?おいテメエ!聞いていれば、罵倒を繰り返しやがって!ここで殺してやろうか?」
「なっ貴様!人間の癖にそんな事を言うなら追放してやろうか?出会え出会え、ここに謀反者がいるぞ!兵士達よ、あの人間を殺せ!」
軍隊が出てきたが、俺を見て回り右をして去って行った。悪魔野郎は、固まったままだったが他のお偉い悪魔達は降りてきて土下座をした。
『申し訳ありません兵藤様!あの5人については、きつく言っておきますので処罰はお止めになって下さい。お願いします!』
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