冥界合宿のヘルキャット
若手悪魔同士での挨拶+年長者×上層部・現四大魔王との会合
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「皆様、大変長らくお待ちいたしました。皆様がお待ちでございます」
やっと始まる訳か。上層部や偉そうな悪魔がいたら俺が捻り潰してやる、俺が創造神黒鐵って事はリアスと魔王とほとんどの上層部しか知らない事だ。約1割の上層部は知らないと聞いたな。俺達が案内されたのは、異様な雰囲気が漂う場所だった。
かなり高い所に席が置かれており、そこに偉そうな悪魔野郎が座っている。更に上段には、サーゼクス達が座っていた。サーゼクスにセラフォルーとアジュカにファルビウムが座っており、魔王らしい格好をしていた。
更に上段には空席だったが、あそこは俺の席でもある。だが今回は、黒神眷属の『王』として若手悪魔の所にいる。俺達は、悪魔野郎に高い位置から見下ろされていた。正直ムカつくが、リアスを含む若手悪魔が前に出たので俺も前に出た。『王』である者は、前に出て他の眷属悪魔は後ろにいた。暇だったから、他の眷属悪魔を見たら獣娘や元人間の娘もおった。あのヤンキー野郎も頬は腫れていたけどな。
「よく集まってくれた。次世代を担う貴殿らの顔を改めて確認する為、集まってもらった。これは一定周期ごとに行う。若き悪魔を見定める会合でもある」
初老の男性悪魔であるアイツは、俺を知っているからそう言う風に言えるが他の悪魔はどうだろうか?
「早速やってくれたようだが・・・・」
あいつは知らねえな、恐らく俺の事を知らない悪魔だな。ヒゲの男性悪魔で皮肉成分たっぷりと言うが先程の事件だろう、若気の至りかもしれんがアイツに関しては知らん。
「君達七名の内六名は家柄、実力共に申し分のない次世代悪魔だ。だからこそ、デビュー前にお互い競い合い、力を高めてもらおうと思う」
上段にいるサーゼクスがそう言った、って事はいずれリアスとレーティングゲームで戦えと言うのか?俺達の眷属は手加減は一切無用だしな、まあ一番は既に決まっている。
「我々もいずれ『禍の団』との戦に投入されるのですね?」
サイラオーグがそう言う、直球で聞いたサイラオーグであったが、質問の答えはとても意外だった。
「それはまだ分からないが、そこにいる一誠君達の眷属は既に戦闘済みだ。出来るだけ若い悪魔は、投入したくないと思ってる。投入するなら真っ先に一誠君に頼むつもりでいる。これは、四大魔王全員一致している事である」
場所がザワザワしていたが、それはそうだ。俺達は一番戦闘慣れてるし、一番の年長者=大御所が戦った方がいいと思うがサイラオーグは納得出来ていない様子だ。大御所より若い奴の方がいいと言う意見もあったが若い奴は場馴れしていないからか、混乱して対処に遅れるパターンが多い。相手の力量さえも理解していない。
「何故です?若いとはいえ、我らは悪魔の一端を担います。この歳になるまで、先人の方
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