冥界合宿のヘルキャット
グレモリー家
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諸君とリアスの眷属諸君、ここを我が家と思ってくれるといい。冥界に来たばかりで、勝手が分からないだろうから欲しい物があったら、遠慮なくメイドに言ってくれたまえ。すぐに用意しよう」
「すぐに用意出来んのかよケルディム。まあ俺は、食事のマナー知らんから音立ててるが」
「問題ない。一誠君の家並みに広いから大丈夫だと思うが、マナーについても問題ない」
「それなら心配ないな。ケルディムとヴェネラナと一緒に食べるのは、実に数百年振りと言うか江戸時代振りだな」
俺が言ったら、グレモリー眷属はむせていたが、どうしたんだろうか?。何か変な事でも言ったか?
「なあケルディム。俺、何かむせるような事でも言ったか?」
「いや言ってないと思うけど、ヴェネラナはどう思う?」
「恐らく江戸時代というキーワードで、むせたんじゃないの?」
なるほど、納得したわ。俺は戦争前から生きてるからな、次元の狭間にいるから人間界の時間はすぐ経過してしまう。あの時まだサーゼクスが魔王になる前だったからな、それに俺直伝の修業をさせた。それと俺特製の大太刀も渡した。
「お母様、江戸時代とはどういう事なのですか?」
「一誠さんとは、その時に会ったのですわ。まだサーゼクスが魔王になる前だったから、その時から交流があるのよ」
「そう何ですか。道理で名前で呼び合ってるのですね」
「そうだぞ朱乃。それに俺は年上だからな」
「それは本当か?一誠」
「そうだぞヴァーリ。これでも24歳だが、中身はもっとだぞ」
俺の歳を公開すると皆ビックリ仰天していた。駒王学園の時だけは十六歳と偽っている。
「そういえば授業参観後、私の事を父さんと言ってくれたのは泣けたよ」
「そりゃそうだ、俺には親がいないからな。字にしたらお義父さんじゃなくて父さんと呼んでるし、普通の家庭みたいな会話だしな」
「そういえば冥界は来た事余りなかったわよね?悪魔文字とか知ってますか?」
「全然知らねえな。ヴァーリと同じ戦闘狂みたいな感じだが、そこまで勉強するつもりは毛頭ない」
とここまで話していたらいきなりリアスが机を叩いて言った。
「お父様!お母様!先程黙って聞いていれば、私を置いて話を進める何てどういう事なのでしょうか!?」
その一言にヴェネラナは目を細めた、先程まで笑顔だったのにな。何か悪い事したか?
「お黙りなさい、リアス。貴女は一度ライザーとの婚約を解消しているのよ?それを私達が許しただけでも破格の待遇だと思いなさい。お父様とサーゼクス、がどれだけ他の上級悪魔の方々へ根回ししたと思ってるの?一部の貴族には『我が儘娘が、伝説のドラゴンを使った人間を使って婚約を解消した』と言われているんですよ?いくら魔王の妹とはいえ、限度
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