冥界合宿のヘルキャット
いざ、冥界へ!
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兵隊達が銃を空に向けて放つと俺らトレミーに当たったのだった。兵隊達はヤバイという顔をしていたが、俺らは問題ないと言ってグレイフィアから言わせた。
楽隊の者が、一斉に音を奏で始めて上空に謎の生物に跨る兵士達が飛んでいた。こちらは問題ないので大丈夫であるが、旗を振っていた。執事やメイドが多いが、リアスに近付くと一斉に頭を下げていた。
『リアスお嬢様、お帰りなさいませ』
『ありがとう、皆。ただいま帰ってきたわ』
それを見た執事やメイドらは、笑みを浮かべていたが兵隊達もメイドと執事達も上を向いたので、リアス達も見上げたら巨大戦艦が浮かんでいた事に驚愕していた。何せあちらは列車で、こちらは戦艦だからな。すると通信が来たので、出たのだった。
「こちらトレミー3番艦だ。何か用かグレイフィア?」
『何でも「何で一誠は戦艦で来てるのよ?しかも不法侵入だわ!」と申されておりますが』
「何だその事か。ちゃんとサーゼクスに許可貰ってるし、ゲートで来たと言っておけ。説明は面倒だ」
『承知しました。私達はあとから参りますので先に行って下さい』
「了解した。先に行ってるぜ」
通信を切って、グレモリー家に向かった。従者達も飛びながら方向を教えてくれたが、グレモリー家の城が見えてきた。グレモリー眷属は、先程いた所から馬車でこちらに来るそうだ。奥に秘密ドッグがあり、ステルス機能を解除させて姿を現した。
着艦後、俺とヴァーリ達は荷物を運びながらドッグからグレモリー家である巨大な城の玄関に到着。俺らはドアを開けたらメイドが迎え入れてくれたが、中央にはヴェネラナがいた。
「一誠さんいらっしゃい。何年振りかしらここに来るのは」
「俺の記憶だと来た事ないぞ?いつも人間界の家で会ってたもんな。紹介するよ、俺のメイドとヴァーリ達だ」
「初めまして。私の名はヴェネラナ・グレモリー。よろしくね。さあ、皆さんを部屋に案内しなさい」
『承知しました奥方様』
俺らのトランクケースを持ち、各部屋に案内してくれた。俺だけはヴェネラナが案内してくれた。
「さあどうぞ。ここが一誠さんの部屋よ。それにしても見た目も年齢もあの時と全然変わらないわね」
「豪華すぎではないのか?俺の部屋より広いような気がするが、まあそうだな。悪魔は、歳を経れば魔力で見た目を自由に出来ると聞いているが、江戸時代から変わらないよな。初めて会った時から、リアスみたいな年格好な姿で過ごしていたよな〜。それよりケルディムはどうした?」
「そうよね。娘の婚約パーティーにもいたけど、一誠さんも神様でありながら不老不死なのだからかしらね。あの頃も懐かしいけど、今と変わってないわよね。ケルディムは出かけているけど、そろそろリアス達も到着してる頃だから一緒
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