冥界合宿のヘルキャット
いざ、冥界へ!
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ぜ』
『そうか。そっちは発車したのか?』
『まあな。対面席に、アーシアとゼノヴィアと朱乃が座っている。隣には子猫とギャスパーと木場が座っているぜ。俺は端っことなる。走り出して数分経過して、動力は冥界にある独特の燃料だと言っていた』
『なるほど、そちらは一時間程で到着らしいな。その列車は次元の壁を正式な方法で通過して、冥界に辿り着ける方法とかだったか。魔法陣でジャンプのはずが、新人悪魔が正式なルートで一度入国しないと違法入国となるらしいな』
『正式な入国手続きを済ませないといけないのか、だったらトレミーはどうなんだ?』
『トレミーは既に入国手続きを済ませてあるから問題ないが、婚約会場での転移魔法陣で行った時は裏技だと聞いた。特例らしいし、婚約会場でミカエルとアザゼルを来させたがあれも特例だそうだ』
『考えればそうだな。あれは特例だし、一ちゃんの力で来たようなもんだ。俺はそろそろ眠くなってきたから寝させてもらう』
一方俺達トレミー組は、物資を運んだりと忙しいトレミークルー達であった。クルーはいないと言った事があるが、整備班は元ソレスタルビーイングのイアン達とその部下達が動いている。記憶共有者で元国連軍ブラック・シャーク隊が、戦艦動かした事がある者達だからとても助かっている。
俺はトレミー3番艦の艦長なので、暇潰しにアザゼルの念話を楽しみながらヴァーリ達を鍛錬してた。今の内に、俺の鍛錬メニューをやってろってな。楽々と熟すはずだったらしいが、意外に呆気なく倒れたので、駈け出して回復魔法を当ててから立ち上がったヴァーリ。
「おいおい、大丈夫かよ。今やってるのは初級であり初歩だぞ?」
「楽勝かと思ったが、こんなにキツイとは思わなかった。あっ、アーサー達も倒れたから行ってくれ。俺はもう大丈夫だ」
「無理するなよ、これが初級みたいな感じだからな。アグニとの鍛錬は、死ぬ寸前の修業だと思え」
アーサーやルフェイの所に向かった。空中では、ドライグとアルビオンが優雅に空を飛んだり鍛錬していた。俺の眷属となった後に肉体を創造したのでな、その時のアルビオンは歓喜してた。が、ドライグを見るなり喧嘩口調になったので、鋼鉄製のハリセンで叩いたら二〜三日気絶してた。その後は仲良くなってくれたみたいだ。
「アーサーにルフェイも大丈夫か?今、回復魔法与えるから横になれ」
「すみませんねえ。ヴァーリより体力あると思ったのですが」
「こ、これ程辛いメニューとは、私も無理ですよー」
「これくらい扱ってくれないと、アグニの扱きが待ってるから初級を熟してくれよ」
念話でアザゼルだったが、もう少しで冥界に到着するとの事。なのでヴァーリ達の鍛錬をやめて、シャワーに入ってもらう事数十分後に発進可能となった。ちょう
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