暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
冥界合宿のヘルキャット
夏休みの宿題
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
も恐らく普通に入ってアザゼルのようにしていただろうな。長風呂は悪いから、風呂から出た俺らは頭と体を洗っていた。体を洗ってる時、アザゼルが俺の背中を洗ってくれた。今度は俺がアザゼルの背中を洗おうとしたが、翼が邪魔で洗えなかった。

「おいアザゼル。翼をしまえ!これでは洗えないぞ!」

「いけね。悪いな一ちゃん。翼しまうからさ、そのハリセンしまってくれないか」

翼をしまったアザゼルだったが、渋々背中を洗ってあげた。さっき持ってたハリセンは、防水加工してるハリセンだから。アザゼルは豊富な神器知識から、今後の戦闘スタイルまで教えるんだとよ。今は少しだけだが、眷属内の神器所有者は何かを掴んでいる様子だ。

「そういえばそちらのスケジュールは面倒だと聞いたが、アザゼルの部下はとても支持率が凄いと聞いているぞ」

「まあな。頭をやっていると自然にそうなるものさ、時々名も知らない堕天使が俺に会いに来る事がよくあったな」

『秘書にして下さい!』

『人間界にいる間、身の回りの世話を!』

『身辺警護は絶対に必要です!』

と訪問して来る訳らしいが、アザゼルが駒王町にいる事が心配で訪問してきた堕天使の中には、上位の者までいたらしい。だが本来なら総督であるアザゼルが言うはずだったが、その時来ていた俺の一言により送り返した。

『とっとと帰れ、俺が一緒にいるからお前らだとアザゼルの邪魔になる。それとも何か?俺とアザゼルの楽しみを奪うと言うのであれば、これで追い払うが?』

『一ちゃんのハリセンは、最早畏怖だ。いいか堕天使共、俺が人間界にいても同じ事を言うから帰れ。これは命令だ』

俺とアザゼルの一言で、送り返しているが、元々俺とアザゼルの関係については熟知している堕天使共である。

「で、出発はいつなんだ?」

「ヴァーリ、聞いてどうするんだ?」

「俺達も行くからな、あいつらと合せて行きたいと思ってね」

「そういえばそうだな。出発は明日だ。明日の昼頃に、冥界行きの列車に乗って行くそうだ。俺はいつも堕天使側ルートで冥界へ行くが、今回は悪魔側ルートで行くつもりだ。一ちゃんは何で行くんだ?」

「もちろんトレミー3番艦で行くつもりだ」

頭を洗って洗い流した所で言ったが、俺達はゆっくり半身浴で浸かっていた。冥界に行くのは魔法陣で行くとされているが、初めて行く奴やアザゼルも行くからな。冥界悪魔領と堕天使領で両断されていたが、今は和平により交流を始めたらしいな。

「トレミー3番艦という事は、戦艦で来る事なのか?」

「勿論ここにあるからな。冥界に到着した時は教えてくれ、こっちはいつでも準備完了だからな」

分かったと言って、しばらく浸かっている。風呂は気持ちいいぜ。出た後アザゼルは、夕食も食べてから
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ