冥界合宿のヘルキャット
夏休みの宿題
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言って新鮮なリアクションだなと思った。
『は、はい!生きているのに冥府に行く何て緊張します!し、死んだつもりで行きたいと思います!』
『うん。冥界・・・・地獄には前から興味があったんだ。でも、私は天国に行く為、主に仕えていた訳なのだけれど。悪魔になった以上は天国に行けるはずもなく・・・・。天罰として地獄に送った者達と同じ世界に足を踏み入れるとは、皮肉を感じるよ。ふふふ、地獄か。悪魔になった元信者にはお似合いだね』
との事だったが、何か予想通りだったがまあいいとしよう。アーシアは意味が分からんが、ゼノヴィアは訳の分からない悩みで沈んでいたようだ。
「なかなか新鮮なリアクションというか、予想通りだったな」
「だろう?八月二十日過ぎまで残りの夏休みを冥界で過ごすそうだ、人間界に帰るのは八月の終わりになりそうだぜ。アイツらの修業やそれら諸々の行事も冥界で行うとの事だが、一ちゃんら黒神眷属はどうするんだ?」
「まだあちらで過ごすというスケジュールに関して、まだ空いたままとなっている。ヴァーリとアザゼルは、冥界堕天使領になら行った事あるんだろ?悪魔領は初めてか?」
「まあな。俺もだけど、ヴァーリチーム発足してからはしばらく冥界に行っていない。覚えているのは空が紫色な事と死者の魂が辿り着く場所でもあり、管理する領域くらいしか知らんよ」
まあそういう訳で、俺らも行くがどうやらアザゼルがいるという気配すらなく聞いていたのか。声が聞こえた時は、とても驚いていたらしいな。冥界にプールは無いが、温泉やら湖もある。席の一角にアザゼルが座っていた事だが、全員がアザゼルの突然の登場に面を食らっていたそうだ。
「なるほど、グレモリー眷属は旧校舎で集まってから冥界行きの事を話してたらしいな。気配消して聞いていたのに、いきなり声出すとそりゃ驚くって」
「悪魔と敵対していた堕天使組織の頭である俺が登場した事でもあるし、三大勢力会談に出席をし俺だけは駒王学園に残った。まあサーゼクスが理事長という事は知っていたが、教師という役職もなかなか楽しい事だ。一ちゃんが学生生活を満喫している気持ちが、理解出来たかに思えた。オカルト研究部の顧問でもあるが、リアスや木場でも気付かなかった気配を消していた」
「俺ならすぐに気付くが、そうかアイツらはアザゼルの気配を感じずに話を進んでいた訳か。気配を消してそのまま話を聞く事が出来るのは、余りいないだろう」
『ど、どこから入って来たの?』
『うん?普通に旧校舎のドアからだぜ?』
『・・・・気配すら感じませんでした』
『そりゃ修業不足だ。俺は普通に来たが、それより冥界に帰るんだろう?なら俺も行くぜ。俺はお前らの「先生」だからな』
という会話までボイスレコーダーに入っていたが、俺
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