冥界合宿のヘルキャット
夏休みの宿題
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びてこいよ」
「そのつもりです。ではヴァーリまたあとで」
アーサーとルフェイは、アリエルに先導されて行ってしまった。あの様子だと、俺の鍛錬メニューを熟してるようだからもう少しレベルあげるか。思いながら宿題をやっていて、気が付いたら夜になっていた。ちなみに宿題は終わらせた。ヴァーリの方も何とか終わらせていたようだった。
本来ならこの時間は、メイド達女性陣が風呂に入る時間だが今日は先に入らせてもらった。宿題をやっている時の集中力が半端が無い程だったのか、終わった頃には手が黒くなっていた。シャーペンで書いていたのか、それとも左利きなのか黒い鉛筆が付いたような黒さだった。それとどうやら俺とヴァーリが気付かない内に、客が来ていたようだったがアザゼルだった。ついでに一緒に入る事になった。
「ようアザゼル。俺とヴァーリが、宿題やってた時に来てたのか?」
「ああ。その様子だと終わらせたらしいな、一ちゃんの邪魔をしたくないからな。アーサーとルフェイに鍛錬相手をしていたが、アイツらのエクスカリバーを持っていたからなのか中々強い。何か秘密がありそうだな、と思って考えたが結局の所分からなかった」
「そりゃそうだろうな、黒の駒を入れてあるから強くなったのは当たり前だぞ。それより冥界に行くんだろう?俺達も行く事になっている。サーゼクスから誘われた。若手悪魔の会合にも、出席してくれと書かれていた」
「黒の駒か。興味あるが、今は今のを話そう。俺も行く事になっているが、俺はアイツらの先生だからな。冥界のスケジュールは、リアスの里帰りと現当主に眷属悪魔の紹介。それと例の新鋭若手悪魔達の会合に修業。修業関連について、一ちゃんはパスな。コカビエルやヴァーリを瞬殺する力を持ってる。アイツらがグレモリー家にいる間、俺はサーゼクス達と会合だ。面倒だとは思うがしょうがない」
黒の駒は俺達が開発した駒だから、いくらアザゼルでも渡さないさ。グレモリー眷属の連中も、長期旅行並みに準備をするとの事だ。リアスの眷属で下僕悪魔だからか、主に同伴するのは当然。一緒にリアスの故郷へ行くが、アーシアとゼノヴィアは初めてだろうな。
「そういえば新人悪魔であるあの二人が、生きて冥府に行くと言ったらどういうリアクションだったんだ?」
「俺と一ちゃんは冥界に行くのは慣れっこだが、元信徒にとっては新鮮なリアクションだった。それに関して、ボイスレコーダーを俺の服に仕込んでおいて正解だったぜ。風呂に入っているが、折角だから今聞くか?『当たり前だ、これをリアスらに聞かせたら怒られるわ』そりゃそうだな、じゃあ流すぞ」
そう言ったアザゼルは、一度脱衣所に行ってからボイスレコーダーを持ってきた。風呂場は音が響くので、ここはまさに聞きやすい環境でもある。防水にしてから、流したが正直
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