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逆襲のアムロ
1話 ガンダム起動  サイド7〜UC79.9.18
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から身をかがめていた。

「もう、襲撃が始まったのか。急がなくては」

アムロは襲撃により手薄になった軍港のセキュリテイを掻い潜り、ガンダムの元へ駆け寄った。

「ザクはまだこちらには気づいていないな。よし」

幸いガンダムの周囲には連邦兵士、スタッフも不在だった。テムの命令で順番にホワイトベースに試験資材を搬入していたため、軍港入口に殺到していた。

アムロは慣れた手つきでコックピットに乗り込んだ。慣れた360度リアルモニターシステムと違い5面モニターだった。

「懐かしい。行くぞガンダム!オレの未練を断ち切るために」

ガンダムに火が入り、それに気がついたスタッフ、そしてテムは驚き、慌てた。

「誰がガンダムを動かしているのだ!まさか敵に奪われたのか・・・」

テムが動揺して、悲観的になっているところをガンダムがモニターによりとらえていた。

「親父か。懐かしい。この頃はまだしっかりしていたのにな」

アムロは昔を思い出し、その後ガンダムのバーニアを吹かしてザクの元へ飛んで行った。
そしてテムは茫然自失していた。



* サイド7 研究・実験施設区



ザクはあたりを砲撃により火の海としていた。その場にガンダムが降り立った。
ザクは見慣れないMSに臨戦態勢を整えた。

「なんだ、あの白いMSは曹長」

ザクのパイロットのジーンは新兵でデニムが教官として偵察任務に携わっていた。
はずだった。

「ジーンよ。偵察が任務だ。これ以上は命令違反だぞ」

「もう、命令違反でしょ曹長。この際だ戦果をあげて少佐に報告しないと」

ジーンは規律を軽視している。軍はそれを重視して動くものだとデニムは思っている。
そしてもはや2人とも軍法会議は免れないということも。

しかし、ジーンはそれを知らない。
上官としての責務は無事に部下を連れて撤退することにあると心に決めていた。

「馬鹿者!ジーン。上官命令じゃ。撤収するぞ」

しかし、ジーンは高揚しガンダムに襲い掛かった。デニムはジーンを止めることができなかった。代わりに白いMSがジーンを無力化した。

「へっ」

ジーンは拍子抜けした。ザクが一瞬で両腕を失ったのだ。ガンダムはバックパックからビームサーベルを取り出し、打ち上げて打ち下ろしてザクの両腕を切断した。デニムのその画見て戸惑ったが、平静になり片手にマシンガン、もう片方にヒートホークを構えた。

「この白いのは早い。。。少佐並みか」

デニムは死を覚悟してマシンガンを連射しながらガンダムに突進した。しかし、ガンダムは側面移動して弾を避け、デニムの後ろに回り込み、ヒートホークの持つ腕を切断し、マシンガンも切断した。

ジーンのザクは足・胴体と頭、デ
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