停止教室のヴァンパイア
新たな仲間と転入生
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で?ソーナ会長は頼まれて承諾したと言うのですか?」
駒王学園理事長ではあるが、こういう事に関しては生徒会長の方がいいらしい。まあ本来ならば片腕を斬り落とされたから、神器研究のついでとして作った本物そっくりの義手。光力式レーザービーム・小型ミサイルも搭載可能な万能アーム。一度でいいから、こういうの装備してみたかったと言ってたがここは外史であり、俺が回復魔法で腕を生やしたからスルーとなった。
「姉様から聞かされたので、仕方がなく承諾しました。まあ駒王学園理事長であるサーゼクス様の手紙を読ませて頂いたので、納得するしかないかと」
「そう言うな。俺がこの学園に滞在できる条件は、グレモリー眷属の悪魔が持つ未成熟な神器を正しく成長させる事だ。神器マニア知識が役に立つ訳だが、一ちゃんの力も必要になる。お前らも聞いただろうが、『禍の団』という言う厄介な組織がある。ヴァーリにはあとで聞くが、将来的な抑止力の一つとしてお前らの眷属の名が挙がった。一ちゃんの眷属もだけどな、赤と白が揃ってるがヴァーリがテロリストの一員となった時に情報が挙がった。自分のチームを持っていると聞いたが、その辺りはどうなんだ?ヴァーリ」
そりゃそうだろうな、あとでヴァーリやオーフィスに『禍の団』について聞いてみよう。
「俺のチームは確かに存在するが、黒神眷属の一員となった。チームリーダーは俺で、美猴にアーサーとルフェイとなっている。この二人はアーサー・ペンドラゴンの末裔で、元は英雄派にいたが、俺が引き抜いた時と一緒に来て黒神眷属入りさ」
「聖王剣コールブランドを使うアーサーと魔法使いであるルフェイだ。ヴァーリと美猴も一緒だし、聖剣エクスカリバーも使うから戦力増大となった。ところでアザゼル、またここは攻めて来るのか?」
「二度と攻めて来ないだろう、一ちゃんが心配する程ではないんだぜ。三大勢力トップ会談での暗殺もあったが、一ちゃんのお蔭でカテレアも仲間になったと聞いている。奴らの当面の相手は、天界と冥界だろう。冥界堕天使領は、俺の命令で全堕天使が悪魔と共闘するだろうし一ちゃんにも忠誠した。冥界もだが天界も、熾天使の連中が黙っていないだろう。居候の聖獣や魔獣がいるらしい」
「また戦争はあるのか?」
「まだ小競り合いレベルだな。奴らも俺達も準備期間と言えるが、安心しろよ。お前らが、この学園の高等部か大学部卒業まで戦何て起きやしない。学園生活を満喫しとけや。色々と備えようや。まあ『禍の団』もそうだが、対ドウター戦にも備えなきゃいけないがそこは一ちゃんに頼むよ」
おいおい、対ドウター戦は俺達に任せるつもりかよ。今ここにいる面子で戦えるのはアザゼルと俺とヴァーリくらいかな。
「人間界なら任せられるが、冥界と天界は無理だぞ。警戒警報が鳴ったら行け
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