停止教室のヴァンパイア
新たな仲間と転入生
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二度目だがそりゃ驚くよな。死んでいた、と言われていた前四大魔王と元神が生きている事を。
「カテレアの隣にいるのがレヴィアタンか?」
「うんそうだよー!」
元気よく手を挙げたレヴィアタン。
「ベルゼブブは?」
「私がそうだ」
「アスモデウスは?」
「私よ」
「ではルシファーは?」
「私よ、ヴァーリ・ルシファー」
ルシファーは、ヴァーリに近付き抱きついた。そして慈愛の瞳で見てこう言った。
「よくここまで強く生きてくれたわね。私の孫」
ヴァーリは、声を殺して泣いていた。あの戦闘狂が泣く所はある意味レアな光景だな、数分後目が真っ赤になったヴァーリは一礼をしたのだった。何でも、生まれて親にこの力を見せたら捨てられたと聞いた。そんで適当に歩いてたら、アザゼルに会って拾われたとな。
「いいって事だ。それよりヴァーリ、一つ提案がある」
「何だ?兵藤一誠」
「俺達の仲間にならないか?『禍の団』何かよりここには強者が一杯いるぞ。それにルシファーの希望でもあるんだ」
少し考えた結果、俺達の仲間になる事になったので早速、黒の駒をヴァーリに渡したら胸の中に入っていく。美猴はどうするんだ?と言ったら出来れば一緒に仲間にしてほしい、と言われて即効承諾した。その前にオーフィスに会わないといけない、と思った俺はヴァーリと一緒に禍の団本部に向かった。一番奥に部屋の扉があり、入るとオーフィスがいたがそれも昔と変わらずにな。
「一誠、久しい」
「久しぶりだなオーフィス・・・・あの時の約束を叶えさせる為に来たぜ。俺と一緒に行こう、ヴァーリは仲間を集めて先程戦闘をしたあの公園で待っている」
「了解した一誠」
「我も承知。早く行こう」
ぴょんと立ち上がり、俺の肩上に乗った事で空間を歪ませて次元の狭間本家に向かった後オーフィスがいなくなった事で探索やら索敵をしたとの事。無駄だと思うが、空間から出ると玄関前にアグニがいたのでオーフィスは肩から降りて言う。
「何故ここにグレートレッドがいる」
「それはこちらのセリフだ、何故貴様がいるのだオーフィス」
睨み合ってたので、ハリセンで叩いた俺。痛がって文句を言っていたが、俺が連れてきたと言ったら納得したアグニだった。更にヴァーリの仲間も、人間界本家か次元の狭間本家に住むからと告げた。今夜になってから、学校前にある公園に行ったらヴァーリ達がいたので挨拶した。ちなみに送迎車で来たので、今頃人間界本家ではこれから住む者達の部屋の清掃をしているだろう。
「こんばんはヴァーリ」
「連れてきたぞ一誠」
そこにいたのは美猴と男性と少女がいた。男性の方は、スーツを着ていて帯刀していたのであれは聖剣か?少女の方は、魔法
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