停止教室のヴァンパイア
新たな仲間と転入生
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。相手には困らないし、豊富なバトルフィールドも設置、戦い方もそれに応じて千差万別と来た。これ程好条件の若手育成環境は無い。案外、サーゼクス達は今の状況を将来的に見据えてこのゲームを創り出したかもしれんな。悪魔同士で競わせて、力の質を高めていく。欲深い連中だからこそハマったんだろうさ。食えない奴らだ」
まあ俺だって推奨するさ。だってコイツら弱いからな、対ドウター戦の時もそうだが経験にもなる。俺達もその会合とやらに行くなら、護衛はどうしようかな?ヴァーリをアグニの所に送って修業させるのが手っ取り早いな。
「なーに、俺と一ちゃんが直接力の使い方と神器の使い方を叩き込んでやるよ。それと、合宿中に試合もセッティングする予定だ。レーティングゲーム形式で、一つやろうと思う。既にサーゼクスには打診済みだが、一ちゃんもいいか?」
「俺もいいと思うし、丁度ヴァーリチームも修業させる予定だったがいいぜ。アザゼルの神器についての知識は奥が深い、聖魔剣や停止結界の邪眼とかな。お前の研究成果とやらを見させてほしいね」
「おういいぜ。楽しみにしていろよ。一ちゃん」
こうしてヴァーリの歓迎会兼話し合いは、終わらせて俺とヴァーリは人間界本家に帰ろうとしたがアザゼルも来る事になった。俺もだがアザゼルも改めてヴァーリチームに挨拶するんだと、そんでシェムハザにも通信するのであれば、俺も一緒に会話に入る事となった。
「通信で悪いな、シェムハザ。そういう事でこの神器マニアと共にここにいるんでな、何かあれば通信を入れてくれ」
『了解しました一誠さん。ですが、今回の和平協定にて、アザゼルを快く思わない部下もいるようですよ』
「別に構わんさ。それよりもお前だ。・・・・子供が生まれるんだろう?」
「ほう生まれるのか。そりゃおめでたい事だが、嫁さんは悪魔なのか?」
『その通りですよ一誠さん。貴方のお蔭で、私の妻に出会えたのですからね。謀殺されるかもしれないのに、私をどこまでもついて行くと言ってくれた時はとても嬉しかっ
たです』
「子供は悪魔と堕天使の架け橋となるが、心配するな?シェムハザが恨まれ事になっても、俺がすぐに解決してやる。既に知っていると思うが朱乃の一件も、俺が守ったお蔭で今があるんだ、だからシェムハザも何も言わなくていいぜ。黙ってアザゼルと俺に付いて来い、シェムハザ!」
「おいおい。それ俺が言うセリフだったんだが・・・・まあいいとするか。シェムハザもいいよな?」
『はっ!我ら堕天使はどこまでもついて行きます』
俺らの会話はそこで終わったが、別の場所ではアース神族の主神とフレイが話し合っていた事は知っていた。創った神話には、全ての会話を聞く権利があるからなのか、普通に聞こえてきた。
「・・・・以上が、ミカエル殿
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