停止教室のヴァンパイア
三大勢力会談(3)
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いダメージを与えるようにしてあります」
「神シャルロットが不在でも、俺という神がいてもそれは変わらない。『システム』に組み込まれているもんだとしても、俺がプログラムを書き換える事も可能だがそれだと面倒だ。アーシアとゼノヴィアが祈りを捧げる分のみを、ダメージ無しにする事は可能か?」
二人は元信徒であり、時折昔の習慣が抜け切れずに祈りを捧げてはダメージを喰らってしまう。それを見ていた俺にとっては、余り見てられないが時折確認をしている。俺がやる事もいいが、ここはミカエルに頼んだ方がいいと思ったからだ。ここにいるグレモリー眷属とシトリー眷属は、俺らの和平協定への儀式を見ていたから俺が言った意味を知ったのだった。
「なるほど、確かにそれは可能ですね。まあ一誠さんが直接『システム』を書き換える事も可能でもありますが、二人分ならすぐに出来ますよ。二人は既に悪魔となっていますし、教会本部に近付く事も出来ないですからね。アーシアとゼノヴィアに問いますが、神シャルロット様は不在ですよ?それでも祈りを捧げますか?」
ミカエルの問いかけに二人は首を縦に振り、頷いたのだった。
「はい、主がおられなくとも私はお祈りを捧げたいです」
「同じく。主への感謝と・・・・ミカエル様と創造神黒鐵様への感謝を込めて」
二人の答えにミカエルと俺が微笑みを浮かべていたが、天界本部に帰ってから早速やってくれる事となった。
「今更だが、祈りを捧げてダメージを受けない悪魔が二人居てもいいのかもしれないな。サーゼクス、これも一ちゃんに出会ったお蔭かもしれんな」
「創造神黒鐵様とは、ここにいる一誠君だと知っているのはここにいる者らだけだろうね」
「あともう一つあったんだが、聖剣研究に関しても頼むぞミカエル。今後犠牲者が出ないようにしないと、第二第三のバルパーが生まれてしまうからな。聖魔剣に関しては、俺がすぐにでも創ってやるからこれを土産として頼むぞ」
「そういえばそうでしたね、二人の祈りによるダメージの件と大切な信徒をこれ以上無下にする事は大きな過ちですからね。それについても任せてもらいましょうか」
「聖魔剣と言えば一ちゃんも出来ると言ってたな?それを見せてから、俺らも撤収するか」
「あーそういえばそうだったな。・・・・しょうがない、ツインバスターソード!」
何もない手から聖剣と魔剣を創り出してから、一本の剣にしてみせた俺だった。それをそれぞれ一本ずつ、渡してからヴァルハラの連中に関してはミカエルに任せす事になった。創造神黒鐵よりもミカエルが説明した方がいいし、主神や須弥山の奴らもな。ミカエルは大勢の部下を引き連れて、天界へと飛んで行った。アザゼルは、堕天使の軍勢を前に言い放った。
「俺は和平を選択した事で、一ちゃんとの仲介
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