停止教室のヴァンパイア
三大勢力会談(2)
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の槍が雨のように魔術師たちに降り注ぐ。さて司令官は誰にしようかな?と考えていたらサーゼクスが俺に近づいてきた。
「一誠君の報告通り、我々の軍隊は固まってしまった。指示を飛ばそうにも司令官無しじゃ士気も上がらないだろう。そこで一誠君に指揮を取ってもらいたいのだよ。我々も君の指示を聞こうじゃないか」
「いいのか?人間の俺が、魔王に天使長と総督に指示を飛ばす事を許される何て前代未聞だぜ」
「貴方だからなのですが、軍隊として活動してるのは貴方の部隊のみ。司令官をやるのは、貴方しかいないと思いました。お願いしてもいいでしょうか」
「俺も賛成だ、一ちゃんの強さはお墨付きだからな。俺からも頼む」
首脳陣に頭下げられちゃやるしかないから、俺は早速指示を飛ばした。まずギャスパーを助けに行くのは、グレモリー眷属で行ってもらう。俺の能力の一つである空間切断で、旧校舎の中に繋げたので早速行ってもらった。救出後、こちらに戻ってくるようにと言っておいた。
サーゼクスは、シトリー眷属を連れて結界を強固にするべく行ってもらった。無論セラフォルーもな。愛紗達とミカエルはここにいるように指示を出して、もし首謀者が現れたら連絡するように伝えた。俺とアザゼルは、前線に行って指示を出してから俺も戦闘に加わる事だった。白龍皇は、牽制の為に外に出てもらっている。
「一ちゃんと一緒に戦う事が出来るのは初めてじゃねえか?」
「そうだな。だが気を付けろよアザゼル?トレミーにいるティア応答せよ」
『こちらティアよ。どうしたの一誠?』
「龍化になって、テロリスト共を駆逐または殲滅してくれ。無論何しても構わないが味方だけには注意しろよ」
『了解したわ。久々に暴れる事が出来るわ』
通信を切った後、トレミーから巨大な龍が出てきたと思ったら火炎放射で一気に殲滅したりしていた。
「あれは五大龍王のティアマットじゃねえか!使い魔にしたのか?」
「いんや、眷属にした。お蔭で前よりパワーアップしたぞ」
「おいおい。龍王を眷属にするとか前代未聞だな」
俺は刀で殺し、アザゼルは光の槍で殺戮を楽しんでいた。こんなアザゼルは、初めて見るなと思いながら空を見たら赤い照明弾が上がっていた。どうやら救出に成功したらしい。通信が入るとギャスパーは元気そうで安心した。その時、魔弾が飛んで来たので回避すると上空には白龍皇がいた。どうやらあちら側の仲間のようだな。
「白龍皇、どうやらお前もカオス・ブリケードのお仲間って訳か」
「そうだよ赤龍帝。『禍の団』について詳しそうだけど」
「だそうだぞアザゼル、身内がこれとはな。一旦会談室へ戻ろう、話はそこからだ」
「おや、俺も行ってもいいのかい?こっちはテロリストなのに」
「さっきまで
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