停止教室のヴァンパイア
三大勢力会談(1)
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戦争などしたくもない。戦争何ぞ興味の欠片が無かったが、あの時は別だったと言いたいぜ。コカビエルのバカも俺の事を扱き下ろしていたと、報告があった。俺は戦争ではなく神器に興味があったのは事実。三大勢力に属さない赤龍帝がいるように、俺は神器所有者をかき集めていた。戦力増強の為だと思ってたらしいが、そこら辺も一ちゃんによって誤解は解かれたと聞いたさ。俺は単に神器研究の為ともう一つ目的があった」
「そこからは俺が話そうか、俺も神器については熟知しているつもりだ。研究資料をあとでアザゼルに言って送るが、戦に興味が無いアザゼルが戦争する訳がない。今の世界に満足してる様子だし、人間界の政治に関してまで手を出す程愚か者でもない。宗教にも介入しなくとも、悪魔業界にも影響を及ぼす程でもないから安心しとくんだな。俺らの信頼は、裏では最高なくらいの信用を持っているミカエルとサーゼクスだ」
「それはそうだね、何しろ私らは一誠君のお導きで和平前から友好関係にある。もちろんこれに関しては、トップ以外は知らない事だからね」
「当たり前です。我らは、三大勢力戦争前から仲介をしようとしていた一誠さんですからね」
そう言う事だが、コカビエルのバカについては俺も見ていたので二度と出てこないだろう。あの戦争狂は二度と勘弁だし、まだ戦闘狂の方が可愛げがある。もうこそこそと研究をしていても埒が明かないので、和平を結ぶ事になったがこれを言い出したのはアザゼルだ。
「三大勢力の和平は、元々俺がやろうとしていた事だ。トップだけが仲良しで、下の者は小競り合いでは話にならない」
「そうですね。我らと一誠さんが仲良くても、下の者が小競り合いをしているならば和平をした方がマシに聞こえます。我らトップが普通でも、他では驚愕な顔をしてますね」
「当たり前だ。下の者が、俺らと仲が良かった何て知らされてないんだからな。これは元々一ちゃんとの約束だったのだから」
和平を結ぶ事になったのはいいが、その時俺が持っているお守りが発動して守護結界が発動してから数分経った。神がいないくとも世界は回れる、だがまあここに神がいる事を知っていて言ってんだし忘れてる訳はないか。
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