さやか
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後
マキが友達多いってことなんだけど、
急に無防備で女に話しかけられるようになる。
マキの彼氏だからって感じで。
警戒心ゼロ。
女が女を呼ぶ。
腕とか組まれたり、相談とかされる。
胸元ゆるいし、パンツなんかぜんぜん平気。
女友達の家に普通に呼ばれるし、
俺の前で平気で着替えるし、風呂入ったあとブラしてないし。
マキちゃんの彼氏だよね？って話掛けられたのはｲﾍﾞﾝﾄ警備員のバイトの時だった。
関係者の出口。
最初は全く誰かわからなかった。
助けて、ちょっとしつこいの。
彼女は一人だけドレスを着たままだったし、
大きなバッグと、衣装ケースを両手に持っていた。
見るからにそれらしい業界の男と取り巻きが数人の女の子を誘っているようだった。
正直そのときは彼女が全く誰か分からなかった。
君だけでいいの？うん。事務所同じなだけだから・・。
出口の外は芸人の出待ちやらでごちゃごちゃしていた。
俺は警笛を短く吹き、だめだめ入っちゃとかウソ言いながら、
彼女を後ろから出口のほうに押し込んだ。
たいして人いないのに通して下さいとかいってガードして出た。
誰誰？？みたいな感じでどっと人が集まってくる。
タクシーがいない。
しょうがないのでハイヤーに。
予約ないですけどいいですか？
ドアの上を手でｶﾞｰﾄﾞ彼女を押し込む。
敬礼。
ごめんて感じで手を合わす彼女。
男は出口できょろきょろ。俺、面倒嫌なのでシカトしてダッシュ。
なんだこいつみたいな感じ。
あとで何か言われるかと思ったが何もなかった。
あれがあいつらの日常？
初めてマキに女のことで言われる。
何かあったの？
彼女 モデルとかやってるって話のコ。
絶対話しかけられないタイプ。背デカイし。
この前ありがとって声かけられる。
チクリは恭二確定。
お前絶好調じゃね？とかいって。
やったのかよ？とか。
もちろん美人だけど苦手なタイプ。
さやかさん。
彼女は芸能人って感じでだれも簡単には話しかけない。
見てるだけ。
高そうな服とか着てる。
マキに説明する。
ふ〜ん？見たいな感じ。
全く関係ないし興味ないって言う。
マキがそんなこと聞くの初めて。
恭二を恨む。
マキが何か我慢するみたいな感じでそんなこと言われても嬉しくないという。
まずい言い方したかな。
さやかさんが話しかけてくるとホント困った。
周りの男がウォ！とかいう。
匂い嗅ぎたいからとか低次元な話する。
ラス研で一緒になってしまう。
避けまくる。
ほんとこんなことでマキと気まずくなりたくない。
お礼とか言って昼飯誘われたりして断る。
とにかく近寄らないようにする。
恭二に、そここまでマキに忠誠を誓うお
[8]前話 前書き [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2025 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除