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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第11話『レリックと仮面の少女』
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ティア「各自分散!それぞれ片づけるわよ!」

スバル&カズマ「了解!」


 それぞれ、分散する。
俺は、スバルと一緒に中の敵を片づけるために先ほどガジェットが開けた穴から中に降りる。


カズマ「よしゃ、行くぞ!ブレイブハート!」

ブレイブハート[まずはどうしますか?]

カズマ「とりあえず、なのはさん達のご要望通りブレードでぶった切る!だから、上手くサポートしてくれよ?」

ブレイブハート[了解しました、マスター]


 銃を腰に付いてあるソケットに納めて剣を両手で握る。慣れてないけど、やれるところまでやってやる!


カズマ「うらあああぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!」


 一番身近にいたガジェットに斬りかかる。思った以上に体が軽くガジェットを素早く破壊する、しかもAMFを簡単に貫いた、すごいな……さすが開発途中の最新型!


カズマ「お前、すごいな……こんなにあっさり」

ブレイブハート[これは、まだまだ私の力の極一部です。リミッターが外れればもっとすごいですよ]

カズマ「ホントすごいなお前……」

スバル「カズマ〜終わった〜?」

カズマ「お〜う、今そっちに行く」


 スバルに呼ばれて再びリニアの上に戻りスバル達と合流する。


ティア「よし。このまま先に進みながら敵を殲滅しながら7両目に向かうw――――カズマ!危ない!?」

カズマ「え…うぉ!?」

?「チッ、外しましたか…」


 ティアの声お陰で寸前の所で攻撃をかわす。
 いったい誰だ!


?「やれやれ、この場で切られておけば楽だったのですが」


 そこに立っていたのは目元に仮面を付けたおそらくスバルと同じぐらいの少女が立っていた。


カズマ「誰だ……お前は…?」

仮面の少女「この場で命を散らす者に、名乗る名はありません!」


ガキィンッ!


カズマ「くぅっ!」


 少女が持っている刀で斬りかかってくるのを何とか受け止める。体に似合わずなんつぅ力をしてんだ、こいつは!


スバル「カズマ!」

カズマ「来るな!お前らは先に行ってろ!こいつは俺が食い止める!」

ティア「分かったわ!行くわよ、スバル!」

スバル「う、うん!……カズマ!すぐに戻ってくるから、やられたら駄目だよ!」


 そう言い残しスバルとティアは先に進んで行った。はんっ……馬鹿野郎が。


カズマ「俺が無茶苦茶しぶといってのはお前等が一番知っていんだろう……がぁっ!!」


 刀を弾き少女は後ろに飛び退く。


仮面の少女「自分を犠牲にして仲間を行かせますか……泣かせますね」

カズマ「お前……なんか勘違いしてない
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