停止教室のヴァンパイア
養父と養母×授業参観
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てたら、いつの間にか復活していた松田と元浜が話しかけてきた。
「イッセーの所は、去年と変わらずメイドさんが来るのか?」
「そうだ。ちなみに今年は母さんが来るぞ」
「母さん?お前親がいないって言ってなかったか?」
「先週から俺の養母になってくれた人がいてな、今日来るのさ。家の中だけ母さんと呼んで、外では名前でな。メイドは4人来る事になっている」
メイドが来る事を伝えたら、男子共は歓喜していたがハリセンを見せるとすぐに鎮静化となる。松田と元浜は興奮していたが、ハリセンですぐに黙らせた。
「一誠ちょっといいか」
いつの間にか俺達の所に来たゼノヴィアだった。ゼノヴィアは男子の人気は高いようで身体機能も高いから、男子と女子には大いに人気者となっている。
「何だゼノヴィア?」
「この前はすまない事を言ってしまったから、改めて謝罪したい」
「別にいいさ。この前の事は許してあるからな、それにあの発言は学校で言う事ではない」
「うむ。発言は気を付けようと思う。じゃ」
と言って自席に戻ったゼノヴィアとアーシア、チャイムがなって授業が始まってから男子の目線が俺のメイドに向けられていたので、先生に許可貰ってから制裁。授業参観を見に来た親御さんは、自分の息子がハリセンで殴られる光景を見て、こちらに来ようとしたから殺気を飛ばして静かにしといた。
親御さんは、ガクガクと震えていたが母さんとメイド達は俺らの光景を見て笑っていた。英語の時だが、いつもより気合入った教師が入ってきた。何やら長方形の物体を配布してきたが、何だこれは?と触ってみると紙粘土だった。
「いいですか、今渡した紙粘土で好きな物を作ってみて下さい。動物でも家でも人でもいいです。自分が今、頭に思い描いたありのままの表現を作って下さい。そういう英会話もあるから」
「無いわ!何考えてるの先生」
俺は先生の所へ行って、ハリセンで叩いておいた。
「いたたた、相変わらずのハリセンだ。じゃあレッツトライ!」
「レッツトライ、じゃねえだろう先生!」
と言いながら自席に戻ったが、全くどこの世界に紙粘土で授業する英語があるんだよ。渋々作り始めた皆だったし。これでいいのか?と思いながら俺も作り始めた。
『相棒、出来れば俺を作ってほしいのだが』
『おういいぜ。ちょうどお前を思い浮かんだからな』
『ありがとな相棒』
手を動かしながら、俺の相棒であるドライグをイメージして作ってみた。そしたら歓喜が揚がっていたので、俺は見てみると小さいドライグが完成したのだった。
「す、素晴らしい・・・・兵藤君、君にこんな才能があった何て私は感動したぞ。ぜひ授業後、教室の外で飾ろう!いや今すぐにでも・・・・痛っ」
「何言っ
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