暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
停止教室のヴァンパイア
養父と養母×授業参観
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チャイムが鳴りそうだったので、俺は祐斗は別れて教室に向かう。席に座るとちょうど先生が来たからセーフだ。授業が始まり放課後になったので、アーシアは俺を待っていたのかこちらに近付いて来た。

「一誠さん、部室に行きませんか?」

「ああ、そうするから少し待っていてくれ。送迎車はいらないとメールをする所だ」

「待ってますよ」

自分の席に座ったアーシアとゼノヴィアも待ってくれている。メールを打って送信後、返事が返って来た所でアーシアとゼノヴィアを連れて部室に行った。途中祐斗と合流し、4人で旧校舎に向かった。昨夜修復されたのか前より綺麗になっていたのは、俺の気の所為だろうか?

部室に到着して、俺はソファに座って空間から紅茶とケーキを机に出して人数分に置いた。しばらくすると、部長と朱乃と小猫ちゃんがきたので紅茶を入れた。

「こんにちは部長」

「一誠、先日は本当に悪かったと思っているわ。ごめんなさい」

「今更の謝罪はいいですから紅茶飲みましょうよ、ウチ特製の紅茶とケーキですから」

「分かったわ。頂きましょうか朱乃」

「はい部長。それにしても良い匂いですし、美味しそうなケーキですわ」

「・・・・美味しいです。とっても」

小猫ちゃん、食うの早っと思いながら紅茶を飲んでケーキを食べていた。ふとアーシアが聞いてきた。

「一誠さんに聞きたい事があるんですが・・・・」

「どうした?もしかして昨夜の回復組についてか?」

その話をしたら全員こっちを向いてきたが、そりゃそうだろうな。あの時は瀕死状態で、気絶してたから覚えてないと思う。

「私の持つ神器『聖母の微笑』より強力な回復力だなと思ったのですが、あの人達が持っている回復力は何ですか?」

「あれは俺達が開発した駒『黒の駒』によって、魔力が極端に増大されたからだ。俺の魔力を入れてあるから、回復系神器より強力だぞ」

「その黒の駒と言ったわね。見せてもいいかしら?」

リアスがそう言ってきたので、俺は了承して一つの駒を内ポケットから出した。その駒は、漆黒であり黒鐵改を象徴しているかのような魔力であった。駒をリアスが持とうとしたら消えて俺の手に戻って来たが、これについては全員驚いていた。

「私達では触れられないの?」

「ああそうだ。これは、俺達黒神眷属の者しか触れないようにしてある。持ち去られてもすぐ俺の手に戻ってくるようにしてある」

リアスは驚愕していたが、悪魔の駒より高性能だからな。黒の駒を入れても、悪魔に転生しないようにしてある。転生悪魔になると、悪魔の翼が出てくるが黒の駒を入れても翼は出てこない。俺の許可すると、リミッター解除してストフリの装備が使えるようになる。

「では君の眷属も悪魔に転生したのかい?」

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