停止教室のヴァンパイア
養父と養母×授業参観
[4/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
チャイムが鳴りそうだったので、俺は祐斗は別れて教室に向かう。席に座るとちょうど先生が来たからセーフだ。授業が始まり放課後になったので、アーシアは俺を待っていたのかこちらに近付いて来た。
「一誠さん、部室に行きませんか?」
「ああ、そうするから少し待っていてくれ。送迎車はいらないとメールをする所だ」
「待ってますよ」
自分の席に座ったアーシアとゼノヴィアも待ってくれている。メールを打って送信後、返事が返って来た所でアーシアとゼノヴィアを連れて部室に行った。途中祐斗と合流し、4人で旧校舎に向かった。昨夜修復されたのか前より綺麗になっていたのは、俺の気の所為だろうか?
部室に到着して、俺はソファに座って空間から紅茶とケーキを机に出して人数分に置いた。しばらくすると、部長と朱乃と小猫ちゃんがきたので紅茶を入れた。
「こんにちは部長」
「一誠、先日は本当に悪かったと思っているわ。ごめんなさい」
「今更の謝罪はいいですから紅茶飲みましょうよ、ウチ特製の紅茶とケーキですから」
「分かったわ。頂きましょうか朱乃」
「はい部長。それにしても良い匂いですし、美味しそうなケーキですわ」
「・・・・美味しいです。とっても」
小猫ちゃん、食うの早っと思いながら紅茶を飲んでケーキを食べていた。ふとアーシアが聞いてきた。
「一誠さんに聞きたい事があるんですが・・・・」
「どうした?もしかして昨夜の回復組についてか?」
その話をしたら全員こっちを向いてきたが、そりゃそうだろうな。あの時は瀕死状態で、気絶してたから覚えてないと思う。
「私の持つ神器『聖母の微笑』より強力な回復力だなと思ったのですが、あの人達が持っている回復力は何ですか?」
「あれは俺達が開発した駒『黒の駒』によって、魔力が極端に増大されたからだ。俺の魔力を入れてあるから、回復系神器より強力だぞ」
「その黒の駒と言ったわね。見せてもいいかしら?」
リアスがそう言ってきたので、俺は了承して一つの駒を内ポケットから出した。その駒は、漆黒であり黒鐵改を象徴しているかのような魔力であった。駒をリアスが持とうとしたら消えて俺の手に戻って来たが、これについては全員驚いていた。
「私達では触れられないの?」
「ああそうだ。これは、俺達黒神眷属の者しか触れないようにしてある。持ち去られてもすぐ俺の手に戻ってくるようにしてある」
リアスは驚愕していたが、悪魔の駒より高性能だからな。黒の駒を入れても、悪魔に転生しないようにしてある。転生悪魔になると、悪魔の翼が出てくるが黒の駒を入れても翼は出てこない。俺の許可すると、リミッター解除してストフリの装備が使えるようになる。
「では君の眷属も悪魔に転生したのかい?」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ