停止教室のヴァンパイア
養父と養母×授業参観
[2/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、二日酔いは無さそうだし鍛錬するか」
『俺も参加させてくれよ相棒』
「ドライグか。やけに静かだと思っていたが、何してたんだ?」
『普通に寝てた。神器の奥深くでな、相棒の邪魔しないように静かにしてたのさ。いつの間に戦いは、終わってたらしいが』
「だったら戦いの動画を見るか?ブラック・シャーク隊のもあるが、お前が見たいのは黒鐵改対ゼットンの戦いだろう?」
『ぜひ見させてくれ。俺を召喚してくれないか?寝てたから腹が減ってな』
ドライグを召喚して、俺はタブレットの電源を入れて動画を見させたら終始ドライグは興奮していた。
『何故俺を起こさなかった?』
とか言っていたが、無視してタブレットの電源を落としてジャージに着替えて朝鍛錬を行った。終了後、見ると夜勤のリーゼがいたので俺は話しかけた。
「夜勤お疲れさんリーゼ」
「いえ、これが私のお仕事ですから。久々にご主人様の朝鍛錬を見て清々しい気持ちです。ドライグも久々ですね」
「おう。久々に外に出られて俺は嬉しいぜ」
では、と言ってリーゼは行ってしまい俺とドライグは自室のシャワーを使った。ドライグも久々なのか気持ちよさそうにしていた。シャワー後、制服を着替えてからダイニングルームに向かうと母さんがいた。しかも料理を作っていた、華琳と一緒に。
「おはよう、母さんに華琳」
「か、母さん!どういう事だ相棒?」
「おはよう一誠さん。頭に乗ってるのは使い魔ですか?」
「あーコイツの説明するの忘れてたな。こいつの名はドライグ、俺の神滅具『赤龍帝の籠手』に魂を封印されたドラゴンさ。で、そこにいるのはヴェネラナだ。俺の養母になってくれたのさ」
「あなたが赤い龍?イメージより小さいようですが?」
「ご主人様が肉体創造してくれたのですよ奥方様」
「まあそうなの。私の名はヴェネラナ・グレモリー、一誠さんの母親になりました。どうぞよろしくお願いしますドライグ」
「なるほど、そういえば相棒には両親がいなかったもんな。丁度いいじゃねえか、よろしくなヴェネラナ。それより腹が減ったのだがまだか?生肉でも構わんぞ」
椅子に座りドライグは、頭上から離れて翼をバタバタさせながら降下した。床に着地して座って、華琳から生肉1キロを貰い食べていた。母さん特製朝食を食べていたが、美味いな。このパンといいコーヒーも美味いなー。腹一杯になったのか、床に転がっていたドライグを籠手の中に入れてから鞄を持って玄関に出た。
「駒王学園に行っても、娘にはまだ秘密にしといてね。授業参観まででいいから」
「分かったよ母さん。行ってきます」
送迎車に乗って発進、ドライグと念話していたがしばらくすると到着する時には寝ていたドライグだった。送迎車は行って
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ