停止教室のヴァンパイア
戦後処理×勝利の宴
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ヴェネラナ・グレモリーでありサーゼクスの母親です。サーゼクスから聞いた時は驚きましたが、一誠さんはそのような冷たい過去があったのですか。関羽さん」
「はい。ご主人様は今頃庭にいると思います。側には、グレイフィア様とガブリエル様がいるのでご安心下さい」
「そう。それより私の部屋はどうなっているのかしら?」
「今、メイド達が清掃をしているので、今しばらくお待ち下さい」
「分かったわ。それより貴方達はさっきまで何をしていたの?そこにいるのは、堕天使の二人のだけれど」
俺の後ろにいるシェムハザとバラキエルに目を向けたら、いつの間にか酔って寝てしまったようだ。俺はヴェネラナに、勝利の宴だと伝えた。勿論対ドウター戦で。一ちゃんを心配していたが、サーゼクスが詳細を言っていたので安心したように見えた。その後一緒に酒を飲んでいたら、一ちゃんが戻ってきた。
「心配かけてすまんな・・・・ん?何故ここにヴェネラナがいるんだ?」
「お久しぶりですね一誠さん。貴方の冷たい過去を聞きました、ミカエルとサーゼクスの案により私は貴方の養母になります。しばらくの間だけど、よろしくね一誠さん」
「え?・・・・なるほど、ミカエルとサーゼクス。お前ら良い案出したが、確かにその通りだ。俺に家族はいるが、実の両親はいないからな。ヴェネラナが母親になってくれるのは嬉しいぞ、ヴェネラナいや母さんと呼んだ方がいいのか?それとも養母さんなのか?」
「ええ。それと養母さんじゃなくて母さんでいいわよ。授業参観がある一週間前から来たのよ。しばらくの間よろしくね一誠・・・・やはり呼び捨ては無理だから、さん付けでいいかしら。私より年上ですものね」
抱きついた一ちゃんとヴェネラナさん。一緒に飲んだ後、一ちゃんは明日学校があるからと先に寝てしまった。我々も事後処理があるので帰る事にしたが、グレモリー卿にはヴェネラナさんが言っておくと行ってしまった。
サーゼクスからも伝えておく、と言ってグレイフィアと一緒に帰った。ミカエルも魔法陣で帰っていったので、俺はシェムハザとバラキエルをバケツで水を顔にぶっかけて強制的に起こさせてから帰った。
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