停止教室のヴァンパイア
対ドウター戦(2)から終幕へ
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な」
「あの剣か。剣ならここにあるぞ、私が冷静になればいいんだね?」
「そうだ。グレモリー眷属も倒されたようだし、バラキエルも奮闘してるようだから行って来い我が弟子よ。その間、全員を1ヶ所に纏めてグレイフィアに魔法陣で転移させる。いいかなグレイフィア?」
「その作戦はいいですね。サーゼクス様が敵を倒してる間なら、何とか全員運べるでしょう。一誠様はどうやって運ぶのですか?」
「まあ見てな。サーゼクス行って来い!」
「行ってくるよ師範。うおおおおお!」
サーゼクスは、8体の小型ゼットンに行き消滅の魔力を凝縮して放った。当たった瞬間、隙が出来たのか次々と大太刀で斬り倒した。流石は魔王だ。俺も仕事するか、手をグレモリー達にかざして叫んだ。
「念力!」
俺の目が水色になった瞬間、シトリー眷属とグレモリー眷属が浮き上がりグレイフィアがいる転移魔法陣に集結させた。全員を集めて、最後の一人であるリアスも念力で運んだ。全員集まった事でグレイフィアに合図を出して転移させた。その後通信を開いた。
「こちら最前線。劉零いる?」
『こちら劉零。先程グレイフィア様が来られたと思ったら、瀕死状態の方達が大勢いたので回復組による治療で何とかなりました。そちらはどうなってますか?』
「こっちは、サーゼクスが殲滅中だが流石は魔王だ。一太刀で、終わらせるとは流石俺の弟子だ。もうすぐ終わりそうだが、ISチームはまだ待機させる予定。また出てくるかもしれんし、邪魔された事によるストレス解消したいみたいだ」
『流石サーゼクス様ですね。こちらは全部隊待機させてますが、ミカエル様もアザゼル様もそっちへ向かったようです』
「また来るのかよ。了解、そちらは何かあったら教えてくれ」
通信を終えたら、丁度ミカエルとアザゼルがこちらに来たので挨拶した。
「ようミカエルとアザゼル。何しにきたんだ?」
「ちと様子見でな。前線基地で待機、って言うのも退屈だからな。ミカエルを誘ってこっちに来たんだが、状況から見てサーゼクスが無双中だな」
「そうですね。あれがサーゼクスの戦いですか、初めて見ました。あの剣は一誠さんの手作りだと聞いています」
「ミカエルの言う通りで、大太刀は俺お手製だ。特別であるが、俺には聖剣エクスカリバーや黒鐵の剣も持っている。そろそろ終わるみたいだぞ。箒達も一応まだ待機って事で」
最後の1体を倒したサーゼクスは、大太刀を鞘にしまってこちらに降りてきた。ミカエルやアザゼルを見た時は少々驚いていたが、すぐ真顔になって話しかけてきた。
「一誠君、あれが小型ゼットンの力かい?私にとっては鍛錬みたいな感じで終わらせたが」
「上級や最上級でも敵わない敵だけど、流石は魔王と言われるだけあるな。汗一
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