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異世界を拳で頑張って救っていきます!!!
遺跡出現までの10日間【3日目】 その6
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言う。

「構いません、この子に似合う服をお願いします」

「!?」

 僕の言葉に驚いた表情でパンダの耳を生やした少女は僕を見てくる。何をそんなにびっくりしているんだろう……?

「わかったわぁ、あらま、この子可愛いじゃない。いい原石ね、たっぷりと磨いてあ・げ・る?」

「ひぃ……」

 少女の口から小さい悲鳴が漏れる。うん、今のは僕も寒気がしたね。こらオウム、逃がさんぞ。このままいると面倒くさい事に巻き込まれるオーラを感じたオウムがそろりそろりと飛ばずに逃げ出そうとしていたので捕まえる。

「ではしばらくお待ちを」

「は、はい」

 厚化粧をした太ったおばさんエルフは僕にウインクをするとパンダの耳を生やした少女を店の奥へと連れて行った。
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