遺跡出現までの10日間【3日目】 その6
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
言う。
「構いません、この子に似合う服をお願いします」
「!?」
僕の言葉に驚いた表情でパンダの耳を生やした少女は僕を見てくる。何をそんなにびっくりしているんだろう……?
「わかったわぁ、あらま、この子可愛いじゃない。いい原石ね、たっぷりと磨いてあ・げ・る?」
「ひぃ……」
少女の口から小さい悲鳴が漏れる。うん、今のは僕も寒気がしたね。こらオウム、逃がさんぞ。このままいると面倒くさい事に巻き込まれるオーラを感じたオウムがそろりそろりと飛ばずに逃げ出そうとしていたので捕まえる。
「ではしばらくお待ちを」
「は、はい」
厚化粧をした太ったおばさんエルフは僕にウインクをするとパンダの耳を生やした少女を店の奥へと連れて行った。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ