停止教室のヴァンパイア
プール開き×再び白龍皇現る
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も関所で荷物の受け渡しやらアポが無いと通過不可となっている。アーシアのホームステイ先は朱乃の家であるので、必然的に気軽に訪ねて来れる家は姫島家となる。
「アーシア、例の宿題は済ませたか?」
「はい。ゼノヴィアさんは?」
「私は日本語で分からない所があってね、教えてくれないかな?」
「はい!お任せ下さい!・・・・でも漢字はまだちょっと」
「私もだ。日本人というのは、こんなにも複雑な文字を覚えていくのだから末恐ろしい。経済大国の片鱗を垣間見るね」
雑談をしているアーシアとゼノヴィア。出会いは最悪だったが、何だかんだでこの二人はとても仲が良い。休み時間もクラスメイトの桐生と三人でいる事が多いが、同じキリスト教徒だったのも仲を深める要因かもしれんな。男子の間でも『静なアーシア』『動のゼノヴィア』と外国美少女二人組と称している。
「なるほど、これも主のお導きだね」
「はい、主のお導きです」
『アーメン・・・・うっ!』
こいつら、自分が悪魔だって事を忘れているんじゃねえのか?こうやってたまに、二人は祈りをして軽いダメージを受けている。三人共プールがある場所へ向かうと既に部長はいたが、手にはデッキブラシを持っていた。
「さて、あなた達。今日は私達限定のプール開きよ」
俺達オカルト研究部は、生徒会からの指令によりプール掃除を一任された。もう夏だし、そろそろ桃香達やルシファー達と一緒にデート行きたいな。
たまには下界に行く事もいいと思うし、夏といえば海だから眷属達と一緒にプライベート島で遊びたいぜ。本来ならプライベートビーチだが、俺達専用島を丸ごと買ったので夏になると行く事が多くなったな。
そう思いながらデッキブラシで苔を落としていく。鍛錬よりかは楽だが、腰に来る鍛錬だなと思いながら一生懸命洗浄後、オカ研だけのプール開きとなった。俺は既に水着を着ているが、トランクスタイプで上は半袖シャツ一枚でサングラスをかけている。
祐斗も準備は終わったようで座っている、あとは女子だけだ。そういえば部長と朱乃は、この前買い物で水着を買ったと言っていたがとても楽しみだ。夏休みと言えば、エロバカ二人組曰く童貞を卒業する男子が多くなる季節何だと言っていたな。
「一誠、どうこの水着は?」
「結構似合ってるじゃねえか、赤色か」
「一誠さん、私のはどうですか?」
「おっ、朱乃もいいじゃねえか。部長とは対照的に白のビキニか、いいねえ」
部長と朱乃は、ビキニタイプの水着でアーシアと小猫ちゃんはスク水だった。案外可愛いかもな。スク水より、ワンピースタイプの方が可愛かったりして。俺は泳ごうとシャツを脱いでから、椅子にかけてサングラスも外して置いといたら部長から注文が来た。
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